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【6/6〜6/13】第6回今週読んだnote【週刊note感想文】

    週末のお楽しみ『週刊 noteの感想文』も、おかげさまで第6回目を迎えました!
    回を重ねるごとに読んでくださる方が増えているのを感じて、本当に感激しています。さらに前回は、紹介させていただいたクリエイターさんからX(旧Twitter)でお礼を伝えていただいたり、note内で『私のこの連載』をわざわざ紹介してくださる方までいて、思わず胸が熱くなってしまいました。本当にありがとうございます…!
    さあ、今週のラインナップはこちらです!

    パクチーが美味しそうに見えるので困っているという話|シマエ!/シマエ!

    食事を終えて店を出る頃、私は思っていました。
    「帰りたい」と思っていました。
    実際に帰るために動き出しているにも関わらず、帰りたいという気持ちがありました。

    パクチーが美味しそうに見えるので困っているという話 より

    わかる〜〜〜!!!パクチーって憧れますよね〜〜!
    食べ物の好き嫌いは全くないのですがパクチーだけはちょっと量を食べると頭痛くなってくるんですよね…。そもそもパクチー好きの人って量をいっぱいかけることに快楽を感じている節ありません??どっさり載せることがパクチー好きの証みたいな…。私は一味もからしもワサビも好きだけど皿を覆い尽くすほど乗せようとは思わないのだけど、パクチーというものはかければかけるほど美味しくなるんですか???その自分じゃわからない魅力に届いていることが羨ましい。私はパクチーを好きになってどっさりかけて同席した人にちょっと引かれてみたい。

    どれだけ重いパンチを打たれても、休まず前に進み続けることだ。/野やぎ

    鎧戸を閉じた部屋。テレビの明滅。映画のエンドロール。ひとりで咳。そこにはずっと、雨が降り続いている。

    どれだけ重いパンチを打たれても、休まず前に進み続けることだ。 より

    想起される情景によって雨という事象が自分を外界から守る繭のようになったり、外に出ている自分に悩ませるものになったりする。その雨の多義性こそが人生の一切合切色々あるところにも通じていると思う。

    新卒で働いた学習塾で、各所の教室に行く時に車を持ってなかった私は公共交通機関を使っていたのですが真冬どんなに雪が降ってもパンプスを履いて膝まで雪に埋もれながら移動していた。雪は綺麗だけど強大で人間の叶う相手ではないなと冷えきった身体で思った。雪にはキラキラした思い出と自然は人を殺せるという事実が共存した存在だった。人生で1番重いパンチを浴び続けてた時期だった。

    野ヤギさんが引用しているロッキーのセリフが、どんな天気であっても中止にならない人生の勝負を勇気づける。作品が、コンテンツが、降り積って野やぎさんの人生に溶け込んでいるのを感じる重厚なエッセイでした。

    6月に札幌で雨が降ると/遊月の日々これ好日なり

    私なら、きらきら光る青空の下で咲き誇るライラックを選ぶ。

    6月に札幌で雨が降ると より

    19歳から29歳くらいまで札幌に住んでいました。一番栄えている大通りでも真冬は時にホワイトアウトを起こし、運転もままなら無くなるような極寒を超えて訪れる春と夏は、それまで我慢していた道民の鬱積を晴らすような晴天と生命力を爆発させたような木々の濃い緑が印象的でした。確かに6月は雨よりも青々とした晴れやかなイメージです。
     遊月さんの書かれている通り、北海道は日本に入ってないのかも?と思うこと私も幼い頃からあったと思います。全国テレビの天気予報で北海道の表示すらない時の「まあ東京のテレビだしな天気予報は19時前のSTV見よ」思うことや、雪かき後にテレビをつければ関東の桜の開花のニュースは遠すぎて現実感が薄いのは、道民誰しも経験があることだと思います。
    これって北海道だけじゃなくて九州とかにも通じる話なのかも?
     新婚旅行に北九州を旅しました。季節は真冬も真冬の1月。北海道から無事飛行機が飛び立つかの心配を乗り越えたどり着いた北九州は北海道と比べて寒さはあるものの質が違いました。寒いけど寒くない!暖かい屋内から外にでるときに身体をギュッと縮ませる必要がないことは、春がすぐそこにいることを感じさせました。湯布院の町を人力車でめぐっているときに見た蝋梅は真冬の北海道では決して見ることができない「花」で南北に伸びる日本列島の季節の違いに衝撃を受けたのを今でも覚えています。季節が違うことで分かり合えないことと、季節が違うから感じられる感動もあるなと知った。

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    蝋梅。透明感のある黄色の花がかわいい。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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    それでは、また来週の「感想文」でお会いしましょう。
    素敵な週末をお過ごしください!

     
     
    函館在住。元講師・哲学・仏教・古典の知恵を掛け合わせたエッセイ&名著レビュー。読書で得た知見を日常に引き寄せ、思考の軸をつくるヒントをお届けします。 noteの感想文の連載やメンバーシップでも発信中。 まずは固定の自己紹介記事からどうぞ↓ (おすすめ記事の特集です)

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