
小さな世界の小さな違和感
嫌いな教科が「音楽」になったのは小学校3年生の時。専門の先生が音楽の授業を担当するようになったことがきっかけでした。
先生の理想を押し付けられるような、軍隊のような授業で…「音楽」と名のつくものが、楽しいと思えなくなってしまいました。
そんな体験が、幼少期の思い出にガッツリ上書きされたものだから…わたしは、ギターをはじめた中学生の時にようやく音楽が好きになったものだとばかり思ってたんです。
でも…よくよく考えてみたら、ゲーム音楽に魅せられてサウンドトラックを買っていたし。それを真似してピアノで弾いたりしたし。授業のしんどさから「音楽」というキーワードにアレルギー反応を起こしていただけだったのかもしれません。
そういえば、幼稚園の頃なんて、先生に「チェッチェッコリ踊るのうまいね!」って褒められたっけ。ディズニーのビデオも擦り切れるほど見てはプリンセスの歌を歌って。ごはんの時も鼻歌を歌ってるような子どもで。(おいしい時限定)
そう。小さな頃はもっと音に親しんでいた気がするし、耳から入る情報にも敏感だったんです。小学生以降、閉じちゃっただけで。
『小さな世界』って歌、あるじゃないですか。イッツアスモールワールド。子どもの頃、とあるフレーズの部分だけ歌詞の意味がわからなかったんです。
みんな それぞれ 助け合う 小さな世界
みんな 輪になり 手をつなごう 小さな世界
このふたつ。ひとつも難しいこと言ってないですよね?幼稚園児だとしても知ってる言葉のはず。なのに、わたしは「何言ってるんだ?」って思ってたんです。
というのも…これらふたつの歌詞が出てくる場所は同じメロディーなのですが…
少しだけ音楽的な話になりますが、メロディーの動き(高くなるか、低くなるか)を取り出すと歌詞の3文字ずつ、↗︎↗︎↘︎↗︎という形になるんです。当てはめると、こう。
頭の中で一緒に歌ってみてください。
みんな↗︎ それぞ↗︎ れたす↘︎ けあう↗︎
みんな↗︎ わにな↗︎ りてを↘︎ つなご↗︎
この歌詞が、わたしの脳内でどうなったかというと…
「急にレタス出てきた」
「"りて" って何だ?」
…となったんです。同じこと思ってた!って人、いますかね…?どうなんでしょう?
今考えると、言葉よりも先にリズムや音程の上がり下がりに反応してたんだなって。
わたし、いまだに歌を聴いても歌詞よりもメロディーの流れや楽器の音の方が脳内に残るんですよね。それどころか歌詞を聴いてないまである…笑
そうなんだー、ギターを演奏するようになったからじゃなくて、小さい頃からそうだったんだー、と妙に納得したのでした。
#30日書けるプログラム
Day10:そうだ、どんな子供でしたか?