
ズボラな私の生存戦略|番外編 去る者は追わない
フリーランスとして長く仕事をしていると、様々な理不尽にも出会う。
今、出版業界の闇が明るみになりつつあるが、渦中の漫画家先生ほどの、
苦痛や苦悩は経験していないものの、地味に酷い目には遭っている。
・カード会社が会員向けに発行していた映画愛好家向け小冊子の仕事で、プロダクションの社長が逃亡。数ヶ月分の原稿料が未払いに。
・カルチャー雑誌で私の記事を担当した編集者が原稿を納品した直後に転職。原稿料の支払い情報が引き継がれておらず、新担当者に連絡するも、訳がわからない様子で、そのままフェードアウトされる。つまり未払い。
・鉄道会社が発行するフリーペーパー向けに執筆した原稿を、駅構内に張り出すポスターに無断転載される。事情を訊ねたら「ま、よろしく」と言われた。もちろん、二次使用料の支払いなし。
・WEBマガジン用に執筆した原稿を1ヶ月以上放置されること数回(同じ編集者)。取材先から何度も「あれはどうなりましたか」と聞かれ、そのたびに編集部に問い合わせたが、担当者が曖昧な返事しかもらえず、申し訳ない思いでいっぱいに。
・要望通りに取材原稿を書いたが、「なんかさ、つまんないんだよね」と一蹴される。つまらないのは私の責任。だが、言い方と言葉遣いに、最低限の敬意もなかったことに衝撃を受ける。
今、思いついただけで、これだけある。