3行日記|思いがけず、〆のラーメン
大阪で軽く飲んだ帰り、最寄りの駅で下車した。
駅のホームから通りの先に、人気ラーメン店の明かりが見える。
今日は、めずらしく営業している。
『あまのじゃく』は、富雄がラーメン激戦区と呼ばれるようになったきっかけのお店だ。
このあたりには、行列のできるラーメン店がいくつもある。
けれど、さすがにこの歳になるとラーメンを食べることが少なくなった。
それでも、この店だけは特別だ。
不定期営業で、滅多に開いていない。
だから、店の明かりが見えたら迷わず行くしかないのである。
店が狙ってやっているわけではないけれど、滅多にやっていないというだけで、開いていれば行きたくなる。
まんまとはまっているような気もするが、それはそれで、おいしいからまあいいか。
今日もそこそこお腹は膨れているけれど、店の明かりを見てしまったら、もう後戻りはできない。
豚骨醤油ラーメンが私の定番。適度に濃厚なスープ、焼き目のついた分厚いチャーシューが、口のなかでトロリとほどける。
思いがけず〆のラーメンにありつけた。
