メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bykenchiro_pt

心が安らぐとき

    雨音に耳をすますと
    浮かんでくるのは
    あの日の君

    雨傘を差し出して
    「入りなよ」と言った君は
    雨に濡れていた


    それが気がかりで
    君の傘には入らず
    屋根のある場所まで
    駆け出した

    君は追いかけてきて
    濡れた肩を拭いてくれたから
    代わりに濡れた唇に
    キスをした


    君はいつだって
    自分を優先しようとはしない

    そんな優しさに
    頑なな私の心は
    癒されるたびに
    少しずつ溶かされて


    分けてくれた優しさの分だけ
    君のことを大切に思う私がいる



    お互いに
    自分を優先しないところが
    心地よい





     
    公務員/作家[🌈予祝]「書くこと」が職業になるべく修養中✨言葉の湿度と質感、登場人物の鼓動を大切に☕️小説はプロフ記事へ✨皆様の御厚意に感謝します💐