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Photo bytomo0385

10代のころ想像した恋とは

    恋や愛についての一考察シリーズ❶

    10代のころポストカードを
    友達と交換するのが流行っていた
    ポストカードの裏に
    詩のような
    短いメッセージを
    添えて 

    物思いにふけったバレリーナの
    後ろ姿のポストカードを
    友達がくれた

    その裏にはこう記してあった
    「いつか背中で恋が語れる女性になろう」と

    当時、そこにはいつも
    ユーミンの音楽があった
    歌詞は憧れの
    恋の風景だった

    背中で恋を語るとは
    背中の表情で
    喜びや悲しみや
    幸せや不幸せを伝えること

    まずは背中の開いたドレスを
    着なくてはならない

    あの時の友達はそんな女性に
    なっているのかもしれない


    私はというと
    背中の開いたドレスは
    ついに着れなかった


    背中の開いたドレスを着れるほどに
    大胆になれなかった私も
    いくつかの恋をした

    「恋」とは
    相手に心を動かされ惹かれること
    それは
    相手のありのままの姿に惹かれている場合もあれば
    自分が思い描く相手のイメージに惹かれている場合もある

    前者なのか後者なのかは
    実際につきあってみないことには
    わからない

    「恋」とは
    自分のためにするもの

    心が揺れ動いて
    嬉しくなったり
    切なくなったり
    悲しくなったりもするけれど
    その揺らぎこそが「恋」なのだから


    【恋や愛についての一考察シリーズ】


     
     
     
    公務員/作家[🌈予祝]「書くこと」が職業になるべく修養中✨言葉の湿度と質感、登場人物の鼓動を大切に☕️小説はプロフ記事へ✨皆様の御厚意に感謝します💐