
"YELLOW SUBMARINE" 『ビートルズ名盤100』その12(Ⅱ-11)
ビートルズのアルバムとして出された、同名アニメ映画のサントラです。半分はジョージマーティン。
* それで"Ⅱ英公式アルバム"での見出しでこのアルバムだけ" * "を付けてます。
それぞれの曲の作り方には違いがあります。
ビートルズは自己表現として、ジョージマーティンは映画を支えるため、そしてなんなら、ビートルズの作品を支えるため、それぞれ作曲をしています。
なので、AB面で聴き方を変える必要があると思います。
B面は、100%ジョージマーティン自身の表現作品ではない、という点を踏まえて聴くと、その良さが伝わってきます。(もちろんこれは良い悪いの問題ではありません。)
ただそれでも、米盤ヤァヤァヤァに収録された曲みたいな、ビートルズ曲の引用はほとんどないので、全編オリジナルものとしても楽しめます。
全編オリジナルではあるものの、A面はアニメーション側が曲からインスピレーションを受けて制作されていて、B面はアニメからのインスピレーションで曲が制作されている。
そのあたりの両面の違いを感じとりながら聴くと、このアルバムを1つのアニメ作品に向けた5人の楽曲集として聴けるかと思います。
その点に於いては、今回はジョージマーティンもビートルズの一員だ、という意識なのでしょう。
ただ、クラシック好きな友人がB面を聴いて、「これ、楽団の人数が少ないよ多分。」と言ってました。通常のシンフォニーとするならもっと大人数の編成だと。
そんな、適正編成バージョンも聴いてみたいなあと思ったりします。
いずれにせよ、いい仕事をしてくれているこれらB面曲のおかげで、映像作品自体も素晴らしいものに仕上がっています。
スマホのプレイリストで聴くときは、順番をAB面交互に並べて聴いたりもしています。
映画を観ているときの感覚で、よりサントラとしての思いを深くアルバムを聴くことができると思います。
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後年、"Yellow Submarine Soundtrack"というアルバムも発売されました。これに関しては後々触れたいと思います。素晴らしいアルバムです。
<Ⅱ英公式アルバム >