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映画「国宝」

    監督:李相日
    原作:吉田修一
    脚本:奥寺佐渡子
    製作:岩上敦宏 伊藤伸彦 荒木宏幸 市川南 渡辺章仁 松橋真三
    企画:村田千恵子
    プロデュース:村田千恵子
    プロデューサー:松橋真三

    キャスト
    立花喜久雄(花井東一郎):吉沢亮
    大垣俊介(花井半弥):横浜流星
    福田春江:高畑充希
    大垣幸子:寺島しのぶ
    彰子:森七菜
    竹野:三浦貴大
    藤駒:見上愛
    少年・喜久雄:黒川想矢
    少年・俊介:越山敬達
    立花権五郎:永瀬正敏
    梅木:嶋田久作
    立花マツ:宮澤エマ
    吾妻千五郎:中村鴈治郎
    小野川万:菊田中泯
    花井半二郎:渡辺謙

    撮影:ソフィアン・エル・ファニ
    照明:中村裕樹
    音響:白取貢
    音響効果:北田雅也
    美術監督:種田陽平
    特機:上野隆治
    美術:下山奈緒
    装飾:酒井拓磨
    衣装デザイン:小川久美子
    衣装:松田和夫
    ヘアメイク:豊川京子
    特殊メイク:JIRO
    床山:荒井孝治 宮本のどか
    肌絵師:田中光司
    VFXスーパーバイザー:白石哲也
    編集:今井剛
    音楽:原摩利彦
    音楽プロデューサー:杉田寿宏
    主題歌:原摩利彦 井口理
    助監督:岸塚祐季
    スクリプター:田口良子
    キャスティングディレクター:元川益暢
    振付:谷口裕和 吾妻徳陽
    歌舞伎指導:中村鴈治郎
    アソシエイトプロデューサー:里吉優也 久保田傑 榊田茂樹
    制作担当:関浩紀 多賀典彬

    私は17歳くらいから、木屋町・祇園あたりで働いていたので、南座でやっている歌舞伎を昔花街で働いていた叔母と一緒に定期的に観にいっていました。

    真横で役者さんや演目の解説をしてくれるので、どういう演技や、声色が良いのか、今日の仕上がりがどうだったのかなど、色々な事を教えてもらいました。

    仕事は大変だったし、恋愛運はマイナス10000ポイントだし、もうすぐノストラダムスだし、将来に夢も希望もなかったけど、映画と歌舞伎を観ている時だけは、全部忘れられた。

    叔母はもう亡くなってしまったけど、一緒に過ごした時間を思い出しながら観ました。

    正直、歌舞伎役者さんでも強い光を放っている人って全体の数%しかいなくて、もちろんそれぞれの役者さんの旬もあるし、娘役ができる時期っていうのもかなり限られています。年配になっても娘役をできる役者さんは本当に一握りです。

    そういう意味でも吉沢亮と横浜流星の仕上がりはすごくて、もともと持ち合わせた才能もあれば、相当厳しい稽古を積まなければ表現できない領域の演技だと感じました。

    そもそも「あ、歌舞伎の話やん!そして流星(推し)やん!行かな」というレベルの動機だったのですが、途中から流星どうでも良いというか、物語にどっぷり入ってしまいました。

    吉沢亮の演技がやばすぎて、そら隣の家にも突撃してまうわな…と思いました。そのくらいすごかった。

    あとは、冒頭に永瀬正敏が出て来るのですが、短時間の出演ながらめちゃくちゃ印象に残る演技で、ちょっと鳥肌が立つ感じでした。永瀬ファンの母にも観せてあげたいです。

    3時間近くあるので途中旦那さんは一回安らかに眠っておられましたw
    私も2度ほど落ちかけましたが、なんとか耐えましたw

    旦那さんは長い映画は嫌いらしいですが、歌舞伎の演目の表現や、細かい描写、物語の構成上、長い上映時間になるのは仕方ないというか、「間」をすごく大切にされたのではないかと思いました。

    世界観も素晴らしく、もっと大きいスクリーンで観たかったな、と思いました。ラストへの盛り上がりは実際の舞台を越えるほど凄かった。。

    原作者が数年間、歌舞伎の舞台裏で黒衣を纏って取材を続けたとあって、普段私たちが絶対体感できない役者さんの息遣いが聞こえてくるようで、とても見応えのある映画でした。

    上映期間中、私はもう1回観たいと思っています!


     
     
     
    デザイン・ウェブ業界に生息するHOUSE DJです。旅行・食べ歩きと料理が趣味。嫌いなものは「詭弁」。