
幸せは、自分の中にある。|ご自愛スイーツレシピ#9
どうも、もちこです。
だいぶ前に美容室で読んだ雑誌で、ヨガ哲学の「幸せは自分の中にある」という言葉を知りました。
その時は「どういうことだろう?」と思っていましたが、最近になって、その意味が少しずつ分かるようになってきました。
以前の私は、「もっと○○になれたら」「何かを手に入れたら幸せになれる」と、どこか幸せを外に探していたように思います。
でも、スコーンを焼くようになってから、少しずつ考え方が変わってきました。
焼き上がる甘い香り。
生地をこねすぎないように、そっとまとめる時間。
今日は何を合わせて食べようかな、と考える朝。
お気に入りの器にのせて、お茶やコーヒーを淹れてゆっくり味わう時間。
そんな何気ないひとつひとつに、「あ、幸せだな」と思える瞬間が増えていきました。
幸せが新しく増えたというより、もともとそこにあった幸せに気づけるようになった。
そんな感覚です。
「私はどうしたい?」と、自分に問いかけることも増えました。
今日は何が食べたいのか。
今の自分は、どんな味を求めているのか。
自分の気持ちを無視せず、小さな選択を大切にする。
その積み重ねが、自分を大切にすることにつながっていると思います。
まだ「自分が大好き!」とは言えませんが、以前よりは自分を好きになれている気がします。
そして不思議なことに、自分の心が満たされている日は、周りの人にも自然とやさしく接することができます。
家族と笑って話せたり、誰かの幸せを素直に喜べたり。
以前は頑張ってやろうとしていたことが、今は少しだけ自然にできるようになりました。
だから私は、自分をご機嫌にする時間は、決してわがままではないと思っています。
それは、自分だけでなく、大切な人との時間も豊かにしてくれるものだから。
私にとってスコーン作りは、お菓子作りであると同時に、自分の心と向き合う時間でもあります。
うまく焼ける日もあれば、思ったようにいかない日もあります。
でも、その試行錯誤も含めて楽しい。
これからもレシピだけではなく、お菓子作りを通して見つけた小さな幸せや、自分を大切にする暮らしを、この「ご自愛スイーツレシピ」で少しずつ綴っていけたらと思っています。
読んでくださったあなたにも、今日の暮らしの中で「もうすでにある幸せ」に気づく時間がありますように。
写真:筆者