
みなとみらいピアノフェスティバル2025の構想
来年の10月4日〜6日に行われる、みなとみらいピアノフェスティバル2025について、やりたいことや改善したいことを考えているので、書いてみました。
A. フェスに関すること
フェス全体のテーマを設定し、統一感を図る
集客を「by Artist」に頼るだけでなく、「by Event」としてもお客様を魅了するフェスにするために、フェス全体の明確なテーマを設定し、統一感を持たせることで、独自の価値を提供します。イベントそのものがブランドとして成長することを目指します。
全体テーマをベースに、各部にテーマを設定する
テーマ設定はアーティストにも一種のクリエイティビティの制約を与え、各公演が単独で輝くだけでなく、全体としての調和をもたらします。また、主催者側としても宣伝や広報がしやすくなり、フェスのアイデンティティを強く打ち出すことができます。
特にオープンスペース公演については、「ピアノ×ダンス」や「ピアノ×フランス」のように「半分はピアノ・クラシック、半分は別テーマ」という組み合わせのテーマ設定ができると、顧客層が広がりそうです。
チラシのデザインの一新
「by Event」感を出すため、企画やテーマ性を前面に打ち出したデザインに一新します。毎年異なるデザイナーを起用したり、公募形式でデザイン案を募集することで、多様なクリエイティビティを取り入れ、フェスそのものの新鮮さを保つ仕組みを取り入れるのも面白いアイデアかも。
B. 公演に関すること
ピアノの天蓋外して全方位から聴けるようにする
オープンスペース公演について、ピアノを「セダクション」の中心に配置、蓋を外すことで、音楽を全方位から体感できるものにします。従来の「ピアノは前面から聴くもの」という固定観念を打破し、聴衆毎に異なる音楽の肖像を提供します。奏者と聴衆の関係性を再考する機会にします。
1公演内で「親しみやすい曲」「あまり聴かれない名曲」「こだわりの曲」を混ぜる
聴衆が親しみやすい曲から、専門家が特別な思い入れを持つ曲へ展開することで、楽器の仕組みや作品の背景、楽典的な知識など、クラシック音楽を楽しむのに欠かせない多層的なコンテクストを体感できる場を提供します。特に、クラシックに馴染みのない方も多くいらっしゃるオープンスペース公演で取り組みたいです。
各公演前に聴きどころ説明などプレイベント
公演前に「聴きどころ説明」や「出演者トーク」を話し、クラシック音楽をより身近に感じてもらいたいです。楽曲の背景や演奏に込めた思い、練習中のエピソードなどを語ることで、音楽をただの鑑賞ではなく、より個人的な体験へと変えるきっかけにします。
C. 企画に関すること
3人の演奏者による、同じ曲での弾き比べコンクール
「エリーゼのため」の弾き比べを通じて、聴き手は受動的な鑑賞者から主体的な解釈者へと変化します。演奏を比較することは、単に優劣を競うことではなく、それぞれが曲の本質や可能性をどのように引き出しているかを深く考える契機となります。
ラヴェルのボレロ(ダンス付き)
今年のピアノ×ダンス企画を発展させ、ピアノアンサンブルとダンスの共演を提案します。会場の特性を活かし、フラッシュモブ形式を取り入れることで、奏者と聴衆の境目をなくし、フェスを特別な思い出にします。フェスの象徴的なプログラムになればと思います。
D. 運営に関すること
企画段階から主催外メンバーを巻き込む
これまで少数のメンバーで運営してきたフェスに、外部の視点やアイデア、嗜好を取り入れることで、イベントの固定化を防ぎ、より広がりと深みを持たせます。この取り組みを通じて、フェスが単なるイベントからコミュニティへと成長することを目指します。
割引券など施設内店舗との連携
施設内の店舗との連携を通じて、施設・街全体を巻き込む取り組みを進めたいです。各部間の休憩時間を利用し、来場者を店舗に誘導する仕掛けを展開します。この連携を通じて、フェスが単なる音楽イベントを超え、地域活性化の一翼を担う存在となることを目指します。
通し券の販売
今年のホール公演では、各部のチケットのみ販売し、通し券は販売しませんでした。他の公演を聞くと、通し券の販売が効果的とのことなので、2025では通し券の販売も行う予定です。
お知らせ
次回の開催が決定!
みなとみらいピアノフェスティバル2025
2025年10月4日(土)・5日(日)・6日(月)
クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークル:10月4日(土)・5日(日)
横浜みなとみらいホール(小ホール):5日(日)・6日(月)
主演者など詳細は、決まり次第公式サイトにてお知らせいたします。
みなとみらいピアノフェスティバル公式サイト