
夢は、また嵐に会えること!
2019年1月27日、あの日のことをよく覚えている。
当時住んでいた目黒のアパートで、23歳の私は1人で泣いていた。
その少し前から、いつかこんな日が来るような気がしていた。
「未完」が発表され、untitledのライブで最後に披露された時から、予感はあった。
活動休止会見を、「5人でないなら嵐ではない」という言葉を、何度も見返した。
少しずつ、2年という時間をかけて感謝を伝えると決めた彼らの決断を、受け入れられるようになった。
コロナの猛勢により、5×20が最後の対面ライブとなった。
2020年12月31日。
私の夢は、「また嵐に、5人に会うこと」になった。
そこから4年半の月日が流れた。
私は新しい推しを見つけ推し活に勤しみながら、心の中に夢を抱き続けた。
ごく稀に4人から大野さんの近況を聞いて、「またいつか」と思える日もあれば、嵐がいない世界のまま25周年を迎え、「もう無理なんじゃないか」と、そう思ってしまう日もあった。
2025年5月6日、ファンクラブ会員向けの動画内で5人が肩を並べ、嵐の活動終了が伝えられた。
ああ、ようやく、私たちの宝箱を閉じる日が来たのだな、と思った。
それからはあっという間の日々だった。
節目節目で5人での姿を届けてくれ、これは夢か?と思いながら、嵐が活動する世界の幸せを噛み締めた。
約5年ぶりのライブに向けて準備を進める5人の様子を、聞けるようになった。
5人らしい最新曲も発表された。
そうして私は、6年越しに夢を叶えるチケットを掴んだ。
2026年5月15日。この日の予定は「嵐のコンサートに行く」。
4分前に聞こえた円陣、暗転、始まったVCR。
メインステージの上に並ぶ5人の姿。大音量で響き渡る嵐の生歌。
2020年末の私へ、あなたの夢は叶いました。
5年のブランクなんて何もなかったかのように歌って踊る5人。
あの頃のままの空気感の5人。
広い会場の隅から隅まで会いに来てくれる、演出。
これまでたくさんのライブに行ってきたけれど、驚きと喜びの連続で、あっという間の3時間半でした。
嵐という存在に出会わせてくれてありがとう。
26年間、存在してくれてありがとう。
この時代に生きられた私たちは本当に幸せ者だね。

さよならじゃないよね、また会えるから。