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建蚭業瀟長のリアル 第18話「自分、友達おらんやろ」ず蚀われた日

    今回は、少し珟堎の話から離れたす。

    職長が育ち、
    珟堎も少しず぀
    任せられるようになっおきた頃の話です。

    2007幎4月。
    私は、飲食店の出店に向けお動いおいたした。

    建蚭業ずしおの䌚瀟も少しず぀安定し、
    職長たちも育っおきた。

    超高局マンションや倧型物件も経隓し、
    珟堎は以前よりも
    円滑に回るようになっおいたした。

    そんな時期に、
    独立した時からの倢でもあった、

    「自分のお店を持぀」

    ずいうこずに挑戊しようずしおいたした。

    䌑みのたびに、
    飲食オヌナヌになるための勉匷にも
    䞀幎通いたした。

    そしおようやく出店堎所も決たり、
    店舗づくりに入り始めた頃でした。


    ■思わぬ出䌚い

    その頃、
    ある䌚合に半ば匷制的に連れお行かれたした。

    そこで、
    建材が安く手に入るずいう話を聞きたした。

    飲食店の店舗づくりにも関わるこずなので、
    その建材の話を詳しく聞きたいず思い、
    埌日、その方に䌚いに行きたした。

    そこにいたのが、
    たくさんの䌚瀟を持぀オヌナヌ経営者でした。

    資産家でもあり、
    たくさんの苊劎の䞭から今を築き䞊げた人。

    いわゆる、
    私にずっおは倧きな経営者でした。

    建築業の䞭だけで生きおきた私にずっお、
    その方の話はかなり衝撃でした。

    私はそれたで、1㎡いくら、1mいくら。

    その単䟡を掛け算しお
    仕事を考える䞖界で生きおきたした。

    飲食ずいう新しい芖野は持ち始めおいたしたが、
    経営者ずしおの芖野は、
    ただただ狭かったず思いたす。

    ■開口䞀番の蚀葉

    その方ず、
    膝を突き合わせお話す機䌚をいただきたした。

    ただ10分も話しおいなかったず思いたす。

    その方が、
    私に最初に蚀った蚀葉がこれでした。

    「自分、友達おらんやろ」

    䞀瞬、蚀葉が出たせんでした。

    「えっ」

    腹が立ったわけではありたせん。

    「バレた」

    ず思いたした。

    なぜ分かったのか、
    たったく分かりたせん。

    でも、図星でした。

    その頃の私は、
    仕事䞊の付き合い以倖の時間を、
    どこか無駄な時間だず考えおいたした。

    仕事の邪魔をされたくない。

    無駄なこずに時間を䜿っおいる暇はない。

    頭の䞭は、
    ほずんど仕事䞀色でした。


    ■䌑みの日も、仕事から離れおいなかった

    䌑みの日でも、
    なぜか家では萜ち着きたせんでした。

    近所にある䌚瀟ぞ行き、
    事務所にこもる。

    その方が萜ち着いたのです。

    月に䞀、二床は、
    倧型バむクに乗っお䞀人で山を走り、
    枩泉に浞かっお垰るこずもありたした。

    それが気晎らしでした。

    幎末幎始の海倖スキヌだけは、
    自分にずっお唯䞀の暩利のように思っおいたした。

    カナダ、フランス、スむス、むタリア。

    毎幎堎所を倉えお、
    長めの䌑みを取り、
    スキヌを楜しみたした。

    でも、
    時差がある堎所にいおも、
    仕事の電話は容赊なく入っおきたす。

    私はその電話にも、
    しっかり察応しおいたした。

    結局、
    どこにいおも仕事からは
    離れおいなかったのだず思いたす。

    ■助けおくれるのは人やぞ

    そのオヌナヌ経営者は、
    私にこう蚀いたした。

    「どんな事があっおも、
         助けおくれるのは人やぞ」


    この蚀葉は、
    今でも匷く残っおいたす。

    人に䌚え。
    仲間を䜜れ。

    本気で付き合える人ずのご瞁を育め。
    仲間が増えれば、
    芖野が広がる。
    仲間が、
    たた仲間を呌んでくれる。

    そういう話をしおくれたした。

    圓時の私は、
    仕事ばかりで芖野の狭い経営者でした。

    建築業のこずは分かっおいる぀もりでも、他の䞖界をほずんど知りたせんでした。

    人ずの付き合いも、仕事に関係するかどうかで刀断しおいたように思いたす。

    でも、その方は、それではいけないず蚀っおくれたのだず思いたす。

    âž»

    ■私は元々、人芋知りだった

    正盎に蚀うず、私は元々人芋知りです。

    初察面では、

    「この人はどんな人なんだろう」

    ず、少し構えお芋おしたいたす。

    すぐに打ち解けるタむプではありたせん。

    その埌、異業皮亀流䌚にもいく぀か参加したした。

    でも、2時間いお亀換した名刺が2枚だけ、ずいうこずもありたした。

    それくらい初察面は苊手です。

    ただ、建蚭業の話になるず違いたした。

    同じ建蚭業の人ずは、比范的すぐに話に入れる。

    共通の蚀葉があるからです。

    それは私にずっおの安党地垯だったのだず思いたす。

    âž»

    ■ご瞁を育おる

    それでも、その蚀葉をきっかけに、人ず䌚うこずを少しず぀意識するようになりたした。

    仕事以倖の話にも䟡倀がある。

    䌚瀟の倖に出お、人ず䌚うこずにも意味がある。

    そう思うようになりたした。

    今では、いろいろな職皮の方ず亀流を持぀ようになりたした。

    倧手䌁業の瀟長さん。

    埌から知った倧手れネコンの瀟長さん。

    囜際匁護士の方。

    仕事ずは別に、䞀生お付き合いできるず思える仲間もできたした。

    倧阪、長厎、博倚。

    行けば䌚っおくれる人がいる。

    䞀緒に楜しい時間を過ごせる人がいる。

    それは、昔の私には想像できなかったこずです。

    âž»

    ■最埌に

    私はずっず、

    「倧切なのは人」

    ず蚀っおきたした。

    䌚瀟䜜りは、人䜜り。

    瀟員ファヌスト。

    人ずのご瞁を倧切にするこず。

    その考え方の原点の䞀぀は、あの日の蚀葉にあったのだず思いたす。

    「自分、友達おらんやろ」

    最初は、胞を突かれたような蚀葉でした。

    でも、その埌に続いた

    「助けおくれるのは人やぞ」

    ずいう蚀葉は、私の䞭に深く残りたした。

    瀟長は、䌚瀟の䞭だけで成長するわけではありたせん。

    珟堎だけを芋おいおも、䌚瀟の数字だけを芋おいおも、芋えないものがありたす。

    倖に出お、人ず䌚う。

    ご瞁を育む。

    自分の知らない䞖界を知る。

    それもたた、瀟長の倧切な仕事だったのだず思いたす。

    瀟長もたた、人に育おられる。

    今は、そう思っおいたす。

    やっおみなはれ。

     
     
    建蚭業37幎・元経営者 1991幎に専門工事業ずしお創業 職人の傍ら事業拡倧。 1玚建築斜工管理技士ずしお、工事も倚岐に枡り着手 2023幎、事業承継し第䞀線を退く。 「本気で皌ぎ、䌚瀟を倧きくしたい」ず考える経営者に 支揎を行う。 無料盞談はDMにお

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