メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【詩】半熟卵な恋の味

    殻の中で揺れている
    進行形の自分の気持ち

    まだ  茹であがらない卵みたい

    ふとした一言に
    とろりと溶けて流れて
    あっという間に胸を満たす

    ふとした笑顔に
    ふわりと温度が上がって
    小さな勇気が
    少しずつ固まっていく

    待ちきれなくって
    思わずかじってしまったら
    やけどするくらい
    あまくて熱いのかな

    熱すぎる想いに
    触れるのは少し怖いけど

    ふうふう冷ましながら
    すくい取って差し出したこの感情は
    臆病で  不器用に
    きっとこぼれてしまう

    それでもね
    未熟なままのやわらかさに
    あなたが気づいてくれたなら

    それだけで
    わたしの恋は
    完熟するのかもしれない


    画像


     
     
     
    いつかは詩人と呼ばれたい人 詩をメインにエッセイや短編小説を投稿しています。 コメント歓迎!励みになります。※無言フォロー失礼します

    あなたへのおすすめ