
正しいってなんなのさ
大学生の頃、バイト先でおばさんから無視されるようになったことがある。きっかけは雑に仕事をするおばさんに、「こうしたほうが早いし丁寧じゃないですか?」と言ったことだと思われる。
…多分。
おばさんの仕事のクオリティなんて、私が知ったことじゃないのにね。
お姉さんに「私、もしかして無視されてます?」って聞いたら「されてるね〜」と言われた。
私じゃない人に、私の中の「正しい/正しくない」を押し付けてはいけない、ということを学んだ。私の中で「人を無視すること」は「正しくない」けれど、他人にとってその行為が「正しい」となる時もあるんだ、と思った。私の中で「正しい」になる可能性もある。
人に押し付けていい「正しい/正しくない」は法律で決まっていることだけ。「人を殺すこと」は時に「正しい」に属すことがあるけれど、それだと社会が上手く回らなくなるから、多数の意見で作られた法律で「正しくない」と決める。法律は大学生の頃に学んだぐらいだけど、今も割と好き。
ただ、私の中の「正しい/正しくない」は法律だけじゃなくて、「可愛い/可愛くない」を基準とする。
人を無視するのは「可愛くない」からしない。姿勢がいい方が「可愛い」から背筋を伸ばす。少しでも悪いことをしたと思ったら、ちゃんと謝れる方が「可愛い」ので謝る。夜中でもお菓子食べるのは「可愛い」から食べていい。ボイコットしてもいい会議でも、逃げるのは「可愛くない」からその会議自体を改革しようとする。
可愛い人になりたい。