
情報の透明化がもたらすもの~オープンソースの広告ブロックで学んだこと~
先日、母のPCにサポート詐欺が表示された。
母は昔ながらのシンプルなゲーム(ジグソーパズルや上海など)しかやらないし、あとはせいぜいYouTubeを見るくらいで、ヤバいサイトを閲覧したわけでもない。
ブラウザedgeに初期設定のままで表示される「ゲーム」から、いつも通りジグソーパズルを遊んでいただけらしい。
にも関わらず、突然変な画面が出た、というので見に行ったら、分かりやすいサポート詐欺の画面😅
マイクロソフトを装ったもので、電話番号が表示されている。
困ったことに✖印をクリックしても画面が閉じられず……。
仕方ないから電源ボタンを押して強制的にシャットダウンし、その後Windowsセキュリティで念のためにウイルスチェック。
幸い特にウイルスも検出されず、事なきを得た。
ブラウザのキャッシュクリアをして、履歴なども一通り削除。
だけど公式サイトのゲームなのにこんなことあるのか?と疑問に思い、Gemini君に聞いてみた。
すると「ゲーム内広告に悪質なものが紛れ込んでいた可能性が高い」とのこと。マジですか……😅
スマホには広告ブロックに効果的と評判のブラウザ「Brave」を入れてあるけど、PCにも広告ブロックいれた方がいいか、と、とりあえず「AdBlock」をインストール。
けれど、広告が表示されない代わりに画面がフリーズしてしまったらしく。
そこで再度Gemini君に相談したら「uBlock Origin Lite」をお勧めされた。
ちょっと調べてみると、完全無料で使えるオープンソースの広告ブロックらしい。
メモリもあまり使わず、動作も軽いとのことで、試しに入れてみたら、今度は快適に動くし広告も表示されなくなったとのこと。
よしよし、これで一安心♪
それにしてもネットは便利ではあるけれど、悪質な広告やらサポート詐欺やら色々蔓延してて嫌になっちゃうよね。
改憲とかより、まずこっちをきちんと規制して欲しいんだけど?
その後、前から疑問に思っていたオープンソースの仕組みや何故無料で提供しているのかなど、諸々聞いてみた。
どうやら「uBlock Origin Lite」を製作・運営しているのはRaymond Hill(レイモンド・ヒル)氏という方で、「自分が作りたいものを、自分のペースで、自由に開発し続ける」ために、あえて利害関係は絡まないようにしている模様。
これはちょっとわかるかも。
利害関係が絡むとどうしてもそこに義務とか責任とか絡んでくるし。
「事務作業に時間を奪われたくない」というのも心から納得。
面倒くさいんだよね、そういうの。
乗ってる時はそこに没頭して、気が済むまでがっつりやりたくなるし。
職人気質全開の発想だなぁと、ちょっぴり親近感を抱いてみたりして。
またオープンソースはソースコードを公開して、誰もがそのプログラムを使えるようにしているけれど、実際に書き換えることが出来るのは、開発者と彼が信頼を置いている数人の管理人のみとのこと。
世界中の有志達がより良くするための修正案などを出し、それを開発元に送り、開発者や管理人たちがチェックして有用なものを実装する、という流れらしい。またその実装されたソースコードも公開されるため、不正なプログラムを入れる余地がない(入っていたら即苦情が来るため)。
なるほど、オープンソースってそういう仕組みだったのか。
ソースコードが公開されてたら、悪意のあるソースを組み込めそうだけど、そんな話聞いたことないし、何故オープンソースは安全と言われるんだろう?と、前からずっと気になってたんだよね。
確かに推理小説などでも、事細かにチェックして、ツッコミ入れてくる人が必ずいるようだし(西村京太郎氏や田中芳樹氏のあとがきで見た記憶)、まして職人気質な人はその辺容赦ないからな……😅←心当たりがあるw
でも仕組みがわかっていれば安心して使えるから助かるわ♪
けどこうしてみると、この話、今の政権や政治家にも言えるよね。
安倍政権のときだったか、黒塗りばかりで「てにをは」しか読めない文書をニュースで見て「こんなの自らクロって自白してるようなものじゃん!」と呆れた記憶がある。
もしこれがオープンソースのように透明化していたら、不正をする余地もなくなるのに。自民党が覇権を握ってる間は無理だろうな……あの強欲っぷりでは、すでにある利得権益を手放すはずがないし……( ̄▽ ̄)
ホント、政治家の給与下げればいいのに。
過剰報酬は「仕事内容」よりも「金銭」そのものに意識が向き、仕事への意欲が下がるというのは有名な心理実験で実証されているのだから。
給与を下げたら有能な人はいなくなると反論する人もいるけれど、先の広告ブロックやブラウザ「firefox」など、いずれもオープンソースで有志がつくりあげているもの。
この時点で給与を下げても超有能でやる気満々の人が出てくるのは確実で、給与を下げて消えるのは「金銭・利権目当ての小賢しい人」だけなんだが。
伊能忠敬さんとか、給与どころか持ち出しで日本地図作ったし、吉田松陰に至っては投獄されても、自らの思想を教え、後に時代を変える人々を育て上げたし。
本当に志のある人は損得では動かないという実例は、歴史を顧みても、今現在の世界を見ても、いくらでも転がっているんだけど、都合が悪いから見なかったことにして「高給じゃないといい人材はこない」と言い張るのよね。
それは「使われる側」にある時の現象で、確かに給料をもらう立場で一所懸命働いているのに仕事ぶりに見合う評価・待遇が受けられなかったら有能な人は引く手あまただから、あっさり転職するだろう。
でも自らの権限で動ける立場の場合、話は全然変わってくる。
政治家のように、国の方針に直接かかわることが出来る場合「高給かつ待遇が良い」ほど、堕落するのが人間心理なのよね。
権力は金銭と結びつきやすいから。
むしろ政治家の給与は、一般国民の生活が苦しい人々に合わせた方が、世の中が好転する可能性が高いと思う。
自分の政策がダイレクトに収入に結びつく上に、人々に感謝されるわけだから、志のある人ならそりゃもうやる気満々になるシチュエーション。
これでやる気なくすなら、それは最初から「国を良くしたい」のではなく「権力と金が欲しいから政治家になった」という証明でしょう。
ろくでもない政治家を一掃するためにも、是非そういうシステムにしてほしいところだけど……現実はその真逆で、権力者がより権力を持つための法案を連日通しているのだから始末に負えない。
そりゃあ日本が落ちぶれるのも道理というもの。