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Photo bynovsang

だれもが縄文人を目指している

    武内徳ぞう / 定年

    もしも、今日から死ぬまで、お金の心配が全くなくなって、仕事をする必要がなくなったら。
    今日から死ぬまで、日常の家事をすべて誰かがやってくれる状態になったら。
    あなたは毎日何をして生きていきますか。

    夢のような世界だね

    そんな問いかけが、無職教が開設しているDiscordのコミュ障チャンネルに。。
    稼ぐ必要がなくなったら何をして生きるのでしょう。
    身体と思考や経験は大人だけど状況は5歳児状態になったら何をするのでしょうか。

    皆さんの回答を眺めていて、「みんな縄文人のような生活を暮らしたいって思っているんだな」って思いました。

    縄文時代。
    狩猟が得意な人は狩りをし、
    おいしい草とかキノコとか根っことか木の実とか果実を探すのが上手な人はそれを拾い集めて、
    魚釣りが得意な人は釣りをする。
    そうやって狩ったり拾ったり釣ったりした食べ物はみんなで分けあう。
    狩ったり拾ったり釣ったりしない、食べ物を受け取る側の人もいたでしょう。言葉は悪いですが「食うに困らない人」ですね。

    現代の「稼ぐ必要がなくなった人」というのは、縄文時代の「食うに困らない人」だ、って言えそうですね。

    縄文時代のこの、食うに困らない人たちは何をやっていたのでしょうか。
    料理する人がいて、服を作る人がいて、家を作る人がいて、力仕事を手伝う人がいて、土器を作る人がいて、調理器具や狩りの道具や家造りの道具を作る人がいて、勾玉とかイヤリングのようなアクセサリを作る人がいて、けがを手当てしてくれる人がいて、神様にお祈りしてくれる人がいる。絵を描いたり、物語を語ったり、歌ったり、踊ったり、楽器を演奏する人もいたかもしれません。
    自分の得意を生かして食べ物と交換する生活を送っていたのではないでしょうか。そこにあまり差がないというか、持つ人と持たざる人がいないというか、そんな感じだったんだろうな。

    そして、こういった活動っていまじゃ全部「クリエイティブ」と言われる活動ですよね。縄文の遺跡の出土品の展示を見ると凝った装飾が施されてるものがとても多いですよ。縄文の人たちはクリエイティブな生活してたんだな、って思います。

    縄文時代のふつうの生活に、本を読む、文章を書く、漫画を読む、ゲームを楽しむなんて活動を足すと現代のクリエイティブな活動になりそうです。

    現代は、食べ物を分け与えてくれる人がいなくて食うに困るから稼ぐために仕事をする。
    縄文人のように仕事で自分のスキを発揮できればいいけど、仕事のアウトプットに価値の差があったりするので、本領を発揮できない仕事に就いたりする。最低週40時間働かなきゃいけなくなってる。高い時間単価の仕事にありつきたいと思っちゃう。で、気持ちと現実がねじれちゃってしんどくなっちゃう。

    でも、本当は、現代の社会インフラという基礎の上で、食うに困らなくなって、縄文の人々がやっていたように生きていきたい、って思ってるんだな、みんな。


    無職教が開設しているDiscordのコミュ障チャンネルに投げかけられた問いかけに対する回答を鋭く考察された佐藤咲祐さんのnote記事はこちら↓。

    無職教というメンバーシップはこちら↓。


     
     
     
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