
【日々の肌感】上半期のドタバタも涙も、下半期絶対に「ひっくり返す」と決めた。(6/23~29)
「いつまで、このままなのだろう」
数年前、大きすぎるランドセルを背負った子の後ろ姿を見ながら、途方もない暗闇の中にいるような心地で過ごしていた。
日々繰り返される、小さなやらかしの数々。先が見えなくて、この閉ざされた時間が一生続くのではないかと本気で怯えていた。
それが気がつけば、子は最高学年。先日行事で学校へ行ってきた。一緒に入学した親御さんたちと「早いねえ」の一言で片付けてしまうのが不思議なほど、あの日々はいつの間にか、するりと指の隙間からこぼれ落ちる。
嬉しかったことも、悲しかったことも、全部を抱えながら年月は進む。いつの間にか、私はあの暗闇から解放されつつある。
なのに。一つの解放を迎えようとする私の心は、ちっとも落ち着いていない。未完了の事柄に手を付けなければならないからだ。上半期の涙の量はリットルかトンか?それほどだった。涙は美しいなんて誰が言ったんだろう。誰が見たって、この姿が美しいわけなんかない。
SNSを開けば、今を最高に謳歌している同学年の友人たちの眩しい姿が飛び込んでくる。「今の私にできることって、一体何なんだろう?」そんな重たい問いが、頭から離れなくなる。
客観的に見れば、7月は緊張のお仕事(ちょっと震える)が控えているし、下半期にリリース予定のプロジェクトだってある。はたから見れば「順調に進んでいる人」に見えるのかもしれない。
でも、現実はこれ。(むしろ、いま、めちゃくちゃ焦っている) 目の前のクライアントさんに真摯に向き合うことで、毎日本当に必死。いや、「必死」なんていいものじゃない。「それ、早くやりなさいよ!」と自分にツッコミを入れ続けなきゃいけないほど、完全にお尻に火がついている。
それなのに、焦れば焦るほど未完了にしている事に気を奪われ、手元がちっとも捗らない。大人の夏休みの宿題を最終日まで残した子供のように、心の中で「やばい、本当にやばい」と白目を剥いているのが、今の私の本当の姿だ。
この週は人生で初めて株主総会というものに出席した。 とある株主の方が「初めて出席しました。」と手を挙げて話す姿を、私は会場の片隅で、その方の背景を勝手に想像しながらじっと見つめていた。おそらく参加者の中で一番若かった(若作りでなければ、の話だけれど)私は、株を長年持ち続けるこの会社の歴史の重みに触れ勝手に感慨深くなっていた。
歴史を重ねる。人生を重ねる。
振り返れば2026年の上半期、私は仲間と人生最大級の大きな挑戦をした。あんなに心臓が飛び出るほどの緊張は、もう一生味わえないと思うほどの時間だった。
なのに、人間というのは恐ろしいほど変わり身が早い。情報過多の波に溺れそうになりながら、あの震えるほどの記憶さえ、もう「過去のこと」として右から左へ受け流そうとしている。私、ちゃんと一つひとつの情緒を取りこぼさずに生きられているだろうか。そんな不安がよぎる。
私生活のドタバタや、表には出せない葛藤・悩み・涙。大分?ちゃんともがいている。
でも、だからこそ、もうすぐ終わる2026年の上半期を振り返って、心の中で静かに拳を握り直している。
「下半期で、絶対にひっくり返してやる」
自分のペースでいい。大慌てでもいい。ジタバタしながら、この先の見えない面白さを楽しんでいきたい。
ここから一転、もう、私は絶対に下半期を面白くしようと決意した。
次にこの「肌感」を書く来週は、すっかり下半期。 今は、自分のお尻の火を消しながら、ちょっとワクワクしている。
この週のstand.fm(スタエフ)
#1,109~1,113
商社、平均年収2,000万の裏側。意外と聞かれているらしい。皆さんご興味あるのかしら???