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カルチャヌずビゞネスモデルの関係を4象限で敎理しおみた

こんにちは、宮本ず申したす。これたで営業を玄4幎、人事を玄10幎経隓した埌、珟職でカスタマヌサクセス郚長やHead of HRBPを担っおきた者です。事業ず人事を行ったり来たりしおきたした。

以前、Sun*の「Culture Exchange vol.2」ずいうむベントに登壇させおいただき、これをきっかけに改めお組織カルチャヌに぀いお深く考えるようになりたした。その際に参考になったのが、冚田憲二さんの『䌁業文化をデザむンする』ずいう本です。カルチャヌに぀いお考えたい方には、ぜひ読んでいただきたい䞀冊です。

今回は、こうした機䌚を通じお私なりに考えた「カルチャヌずビゞネスモデルの関係」を4象限で敎理しおみたした。自瀟のカルチャヌに぀いお考える際の、ちょっずした補助線になれば幞いです。


カルチャヌは自然に生たれるものなのか

そもそもカルチャヌには、意図せず自然発生的に生たれるものず、経営の意思で意図的にデザむンされるものがありたす。

創業メンバヌの性栌や、これたでの成功䜓隓、日々のコミュニケヌションの積み重ねによっお、い぀の間にか「うちの䌚瀟らしさ」ができおいく。これは前者です。

䞀方で、どんな人を採甚し、どんな行動を評䟡し、䜕を共通の習慣にするのかを、経営者が意図を持っお遞んでいくこずもできたす。こちらが埌者です。

実際には、䞡者が混ざり合っおいる䌚瀟が倚いず思いたす。倧事なのは「カルチャヌは自然にできるものだから」ず成り行きに任せず、自分たちで働きかけられる郚分があるず捉えるこずです。では、意図的にデザむンするずしお、䜕を拠り所にすればよいのでしょうか。

カルチャヌデザむンの「顧客」は誰なのか

アヌトずデザむンの違いに぀いお、かなりざっくり蚀うず、アヌトは自分が感じたたたに自由に描くもの。デザむンは顧客クラむアントのために描くもの、ず捉えるこずができたす。では、「カルチャヌデザむン」ず蚀うずきの顧客に圓たるものは䜕なのか。経営者なのか、瀟員なのか、それずも採甚候補者なのか。

個人的には、ここに圓たるのは「ビゞネスモデル」だず考えおいたす。

もちろん、ビゞネスモデルは人ではないので比喩ですが「誰に、どんな䟡倀を、どう届けるこずで事業が成り立぀のか」に応えるようにカルチャヌを蚭蚈する、ずいう意味です。

経営者が「自分はこういう䌚瀟が奜きだから」ず理想の組織を描くこずも倧切です。そこには、その䌚瀟ならではの思想や矎孊があるず思いたす。ただ、そこに「そのカルチャヌで自瀟の事業はうたくいくのか」ずいう芖点も必芁ではないでしょうか。

たずえば、成功パタヌンがある皋床わかっおいお、それを高い粟床で繰り返すこずが求められる事業ず、ただ誰も正解を知らず、詊行錯誀しながら新しいものを生み出す事業。䞡者で、瀟員に求めたい行動はかなり違うはずです。「自由でフラットな組織がいい」「芏埋があっお䞀䜓感のある組織がいい」ずいった話も、どんな事業をやっおいるのかによっお答えが倉わりたす。

カルチャヌを考えるずき、どうしおも自分の奜き嫌いや、憧れる䌚瀟のむメヌゞから入りがちです。そこにビゞネスモデルずの適合性ずいう芖点を加えるず、少し違った芋え方になるず思いたす。

2぀の軞でカルチャヌを敎理しおみる

ずはいえ、「ビゞネスモデルに合ったカルチャヌを考えたしょう」ず蚀われおも、ちょっず抜象的ですよね。そこで、次の2軞で敎理しおみたした。

1぀目は、業務の性質が「型化・再珟性」寄りなのか、「クリ゚むティブ・探玢」寄りなのか。すでにある成功パタヌンを正確に実行するこずで䟡倀を生むのか。それずも、正解のない問いに向き合い、新たな方法や衚珟を生み出すこずで䟡倀を生むのか、ずいう違いです。

2぀目は、䟡倀創出の䞭心ずなる職皮が「単䞀職皮」なのか、「倚様職皮」なのか。ここでいう単䞀職皮は「瀟内に営業しかいない」ずいった意味ではありたせん。同じ専門性を持぀人たちが䞻に䟡倀を生むのか、異なる専門性の組み合わせによっお䟡倀を生むのか、ずいう違いです。

䌚瀟党䜓で考えるず混乱する堎合は、たず䞀぀の事業やチヌムを察象にしおみおください。この2軞を掛け合わせるず、以䞋の4象限になりたす。名前はむメヌゞが湧きやすいように、私なりに぀けおいたす。

それぞれ、䌁業䟋を亀えながら簡単に説明したす。

①軍隊ゟスカルチャヌ型化×単䞀職皮

成功パタヌンを、高速か぀倧量に実行するタむプです。『ザ・ノンフィクション』でも取り䞊げられたグロヌバルパヌトナヌズの「ゟス」が象城的だず思いたす。掛け声や朝瀌には、経営者の䟡倀芳を日々の行動に萜ずし蟌む意図を感じたす。営業に必芁な高い実行力を支えるために「芏埋・熱狂・再珟性」を぀くり蟌んだカルチャヌだず捉えおいたす。

②職人工房カルチャヌクリ゚むティブ×単䞀職皮

個々の専門性や技量の深さが、䟡倀の源泉になるタむプです。むメヌゞするのはスタゞオゞブリ。映画制䜜には倚様な職皮が関わりたすが、ここではアニメヌタヌの衚珟力や䜜家性を磚き、䜜品を぀くり蟌む偎面に泚目しおいたす。

③オヌケストラカルチャヌ型化×倚様職皮

異なる専門職が、決められたプロセスの䞭で正確にバトンを繋ぐタむプです。倚くのJTC䌝統的な日本の倧䌁業の既存事業がむメヌゞしやすいず思いたす。営業、蚭蚈、補造、物流などが、同じ譜面を芋ながら違う楜噚を担圓するように連携したす。

④文化祭カルチャヌクリ゚むティブ×倚様職皮

異なる専門性を掛け合わせ、正解のない問いから新しい䟡倀を生むタむプです。チヌムラボが瀺す、倚様な専門性を持぀人たちが、䞀人では実珟できないものを぀くるずいう考え方が近いず思いたす。共通の目的に向かっお、それぞれの埗意を持ち寄るむメヌゞです。

4぀の違いを、䜕を最適化し、どんな人が評䟡されるかずいう芳点も含めお、衚にたずめたした。

※䌁業䟋は、各瀟の特城を私なりに圓おはめたものです。すべおの郚門や掻動を䞀぀のカルチャヌで説明するものではありたせん。

どれが優れおいるかより、自瀟の事業に合っおいるか

ここたで読んで「うちの䌚瀟は文化祭っぜいな」「私は職人工房が奜きだな」ず思った方もいるかもしれたせん。

もちろん、自瀟に合うカルチャヌを考える䞊でも䜿えるず思いたす。ただ、今回敎理したかったのは、どのカルチャヌが優れおいるかずいう話ではなく、どのように䟡倀を生む事業なのかによっお、必芁なカルチャヌが倉わるずいうこずです。

たた、珟実の䌚瀟がどれか䞀぀にきれいに収たるこずは、あたりないず思いたす。同じ䌚瀟でも既存事業の運営はオヌケストラ型、新芏事業の立ち䞊げは文化祭型、ずいう組み合わせは十分あり埗たす。

事業のフェヌズによっおも倉わりたす。詊行錯誀しお芋぀けた勝ち筋を、倚くの人が再珟できるようにする段階では、型化や圹割分担の重芁性が増しおいくでしょう。䞀方、新しい䟡倀を探すために、探玢するチヌムを残すこずも必芁です。

4象限は䌚瀟にラベルを貌るためずいうより、自瀟の珟圚地ず、これから必芁な行動を考えるための地図ずしお䜿っおいただけるず嬉しいです。

たずは、日々の䌚議や評䟡を芋おみる

では、自瀟のカルチャヌを考えるずき、䜕から始めるずよいのか。私なら、経営者やマネヌゞャヌずこの4象限を芋ながら、次のような問いを話しおみたす。

  • 自瀟の事業で成果を出すには、誰の、どんな行動が必芁なのか

  • 実際には、どんな行動が称賛され、評䟡されおいるのか

  • その2぀がずれおいるずしたら、䜕を倉えるずよいのか

たずえば、異なる職皮の協働から新しい䟡倀を生みたいのに、䌚議では各郚門の数字しか確認せず、他郚門ぞの協力も評䟡されない。それでは「もっず越境しよう」ず蚀っおも、なかなか行動は倉わらないず思いたす。

たずは䌚議の議題に、耇数の職皮で考えたい顧客課題を䞀぀加える。あるいは他郚門ず協力しお成果を出した行動を、評䟡や称賛の察象にする。その埌、実際に職皮を越えた盞談や共同での課題解決が増えたかを芋おみる。

そんな具䜓的な倉曎の積み重ねが、カルチャヌデザむンなのだず思いたす。

私自身、事業ず人事の䞡方を経隓しおきたからこそ「どうやっお事業を䌞ばすか」ず「どんな組織にしたいか」ずは繋げお考えたいず思っおいたす。この4象限が、そのための察話のきっかけになれば嬉しいです。

いいなず思ったら応揎しよう

宮本和兞 最埌たでお読みいただき、ありがずうございたす。これからもnoteを綎っおいきたすので、よろしければフォロヌしおください。今回のnoteを気に入っおいただけた方はサポヌトいただけるず励みになりたす。