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上手くできなかった日の話

いつも上手くいかない。
子どもへの声掛け。

小学校の授業の支援に入っている。
①姿勢の悪い子
②音を出している子
③おしゃべりしている子
④立ち歩いている子
⑤手悪さをしている子
⑥プリントでの間違いがあった時

こんな場面はよくある。
そんな時、普通に声を掛けた。すると、

①「姿勢」→無視、怒る
②「音うるさいよ」→無視、怒る
③「前向いて話聞くよ」→無視、怒る
④「席に着くよ」→無視、怒る
⑤「手悪さしないよ」→無視、怒る
⑤「ここが違うよ」→怒る

とまあ、ことごとく聞いてくれない。
こんな普通の声掛けでは上手くいかないことがほとんど。

特に、間違いを見つけて指摘するのはもちろん、
分からせようと説明を始めた途端、
「んー!もう!!」
と怒って、パニック!!!

それが、初めての参観日だった。
まさか、保護者が見ている時、こんなことになるなんて、、、

この時の恐怖を未だに体が覚えているから、
子どもへの声かけにひどく気を遣うのだ。

「ストレス―」

思っていることが言えない。
言葉を飲み込む。言いたいけど言えない。

情けなくて、苦しくて、こんな日は、
「食べる」で気分を紛らわす。
昨日は、ポテトチップス3袋、柿の種1袋食べた。

食べることでいらいらが落ち着く。
でも、身体はしんどくなる。

上手くいかなかった日はいつもそう。

その後、幼稚園の先生をしている子と話した。
注意できないことを話した。

「3回注意して聞かなかったらもう言わない。」
「子どもはすぐに行動を変えられないから。」
「行動を変えたら、すかさず、『できたね』と褒める」

という極意を教わった。

よし、今日やってみよう!
と気持ちを新たに学校に行った。

極意を持った私は昨日より少し強くなっていた。

子どもの言葉を恐れない。
戦う術を持っているんだ!

すると、恐れず言えた。
こちらに確信と勢いがあった。

ダメなことはダメ。
気づかないことを気づかせる。
愛を持って伝えられたらいい。

がまんしていると、ついつい相手のことを恨む気持ちになる。

今日は、昨日と違って気持ちが晴れやかだった。
気分を晴らすための食べ物は必要なかった。

こんな日は、身体がよく動く。
掃除したくなった。
ほったらかしにしていた書類の整理もできた。

頭がすっきりと整理されているぞ。

昨日は上手くできなかったけど、
今日は上手くできた。

友達のアドバイスのお陰だ。

アドバイスもさることながら、実は、
気持ちの変化の方が大きかった。

子どもへの恐れがなかったからだ。
もう二度と昨日みたいに我慢して言葉を飲み込みたくない!

絶対に嫌だ!だから
「言う」
と決めたのだ。覚悟したのだ。

その結果がどうであれ、言えたことですっきりした。
もちろん上手くいったりいかなかったりだけど、

今日は、気持ちがすっきりした。
この調子!

ちょっとしたことだけど、
私にはめちゃめちゃ大きなことだった。

上手くいかなかったからこそ、
上手く行った時の喜びはひとしおだ。

上手くいってもいかなくても
前に進んでいるよね。





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