
ママと行ったあのレストランに行きたい
「明日のお休み、お昼ご飯はどこのお店で食べたい?」
子供達に聞くと、「サイゼリア」「マック」「うどん」と返ってきた。
どれも気分じゃなくて、子供を連れて入りやすい店ばかりに行っているから、レパートリーが少ない。
「新しいところ行ってみたいなー」などと言っていると、娘が「星を見たところのレストランにいきたい」と言った。
家族みんなで行った、科学館。
息子と夫はマックが食べたいと言ったので、別行動した。
プラネタリウムを見た後、娘と2人で併設されているレストランでランチを食べた。
その時の娘は、私と2人で過ごすことがとっても嬉しそうで、いつもより甘えてきて、ニコニコしていた。
くっついてきて、「美味しいね」と何度も言い合った。
「ママと行ったあのレストランに行きたい」
正直味はあまり美味しくないし価格も高めだったけど、娘はあの2人で過ごした時間を覚えていて、特別な思い出として残っているんだ。
愛しさが込み上げてきて、目が潤んだ。
「あの時の娘ちゃん、可愛かったの思い出して泣きそう」
「なんで泣くのー」と娘は不思議そうにしていた。
テレビでポケモンが始まったので、「あ!」とテレビを指差して話を終わらせた。
「また行きたい」と思い出すような素敵な思い出として娘の中に残っていることが嬉しい。
娘の安全地帯になれていることが嬉しい。
ふと思い出すような何気ない思い出を、いっぱい作っていこう。