
中医学で知る『腎』の働き|五臓シリーズ⑩「腎」とは?

わたしは最近、年齢も40代中盤になってきて、白髪が気になりはじめました。白髪って、一気に老けて見えちゃいますよね。
みなさんは老化を感じさせる、こんな変化を感じることはありませんか。
・白髪が増えてきた
・下半身が冷える
・寒い時期になると腰が重だるい
・足がむくみやすい
このような不調や体の変化は病院に行くようなことではないし、「年齢のせいだから仕方ないかな」と、なんとなく飲み込んでしまいがち。
たしかに、年齢の影響もありますが、中医学ではこうした変化を「ただの老化現象」とは考えないんです。
そこで出てくるのが、五臓の「腎」。
「腎」と聞くと、腎臓を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも中医学の腎は、人として生きるためのエネルギーの“源”を蓄えている臓腑。いわば、生命エネルギーのタンクのような存在。
中医学では、腎のエネルギーは年齢とともに少しずつ消耗していくと考えます。子どもも、大人も、元気な人も、不調を感じている人も、生きている限り、常に使われ続けています。
中医学では、腎のエネルギーは補いすぎることはないと考えます。補いすぎ大歓迎で、むしろ、意識しないと消耗しやすい。
同じ年齢でも、白髪が多い人と、艶のある黒々とした髪を保っている人がいますよね? あれも腎のエネルギーと関係があります。
私自身、44歳になって改めて感じますが、腎の養生をもっと早くから知っておきたかったと思う知識の一つ。
腎の役割を知ると、前述したプチ不調にもできることがあるって年齢のせいだけにして諦める必要がなくなりますよ。