
豊かな暮らしとは。
朝、目が覚めた時。晴れていると、我が家にはきらきらとした木漏れ日が入り込む。
私がこのお家に住むと決めたのは
紛れもなく窓から入り込む光が美しかったからだ。
昨年の冬、古民家を買い取り夫婦で森の中に移住した。
私たちにとって大きな大きな決断だった。
10軒以上の物件を見に行くものの、なかなかピンとくるお家とは出会えない。
そんな中、お世話になっていた不動産屋から突如おすすめしてもらった物件。
それが今の我が家である。
内見は実は1回しかしていない。
内見の翌日にはもう購入する事を決め、すぐさま手続きが始まった。
慎重派の夫と優柔不断な私には珍しいスピードで話が進んでいったのだ。
運命というものがあるならば、このお家との出会いはまさに運命なのだろう。
田舎町に移住をし、半年が経った。
引っ越しをしてからというもの「豊かさとは」と考える機会が増えたのだ。
豊かさとはお金があること。
豊かさとは地位が確立していること。
そんな風にぼんやりと考えていた20代。
いや、きっと違う。
「豊かさ」とは今ある暮らしに感謝をしながら生きることができること。
今の自分を、今の暮らしを好きだと言えることなのかもしれない。

朝、目覚めるとリビングの窓から柔らかな木漏れ日が入り込む。
元気な鳥の声が聞こえる。
木々を眺めながら夫婦揃って珈琲時間。

すこし離れたところにお隣さんが住んでいて
たまに、声を掛け合う。
私たちの住む街ではマルシェが活発。
週末の朝ごはんはマルシェに出店している方々から購入するのが楽しみになっている。
繋がりたい時に誰かと繋がることができて、程よく距離感を保てるのが心地よい。
ここでの暮らしが心地よく、大好きだ。
私はまさしく、豊かな暮らしをしている。
豊かさは誰かからの見え方ではなくて
自分の中でものさしをしっかりと持ち
自分の軸で幸せの形を作り上げていくものなのかも。
もちろん、豊かさの基準は人それぞれ違うものだから、これはあくまで私の豊かさの定義。
日が昇ることを嬉しく思い
長い冬が明け、桜が咲くことに喜びを感じる。
1日を楽しみ、今日という日に感謝ができる。
そんな豊かさを大切に生きていきたいものです。
あなたにとっての「豊かさ」とはどんな形ですか?