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小説のタイトル

    甘野充

     こんにちは、甘野充です。

     小説のタイトルは先に出てくることもあるし、アイデアの段階で自然とテーマにあったものが思い浮かぶ場合もあるし、決まらないままに書き始めて、結局決まらずに困ってしまう場合があります。
     だけども最後は決めなければなりません。

     ジャッキー・チェンの映画「プロジェクトA」は、タイトルが決まらないままに仮の呼び名として「プロジェクトA」としていたが、結局決まらずにそのまま「プロジェクトA」としてしまったと聞いています。
     タイトルは非常に重要なので、難しいです。

     タイトルが決まらずに無理やり決めたのが僕の代表作「セブンデイズ・ア・ウィーク」です。


     この作品は、ともかく自分の全てを書く、ライフワークにする、というコンセプトで書き始めたもので、しっくり来るタイトルが見つかりませんでした。
     でも決めなければならない。そこで浮かんだのが、この物語で描かれる内容、自分の意思とは関係なく忙しく追いまくられる、といったイメージがビートルズの「エイト・デイズ・ア・ウィーク」みたいだと言うことから、そのままのエイトデイズじゃなくてセブンデイズとしようと思ったのです。


     でもそもそも「エイトデイズ・ア・ウィーク」は年中無休という英語の「セブンデイズ・ア・ウィーク」をもじったもので、忙しすぎて1週間に八日働いている、というものでした。
     「セブンデイズ・ア・ウィーク」じゃあそのままじゃん、ということになるし、なんかしっくりこないところがありました。
     それでも慣れというものあるもので、二百話以上書いていると、なじんでくるものです。

     それからタイトルに困ったのが「コンプリケイテッド・ストーリー」です。


     これは連作短編小説「渡瀬猛シリーズ」として始まったもので、途中から連載小説とすることなったものです。
     それまでは1話ずつタイトルがついていて、独立したお話でした。
     それを連載小説に変更するため、新たにタイトルを決めなければならなくなったのです。
     色々と悩んだのですが、結局この話はややこしい。これはもう、そのままややこしい話、というタイトルにしてしまおうと思い、ややこしいという意味の英語で「コンプリケイテッド」を使うことにしました。

     僕は映画が好きなのですが「コンプリケイテッド」はハリウッド映画によく出てくるセリフです。
     映画ではテンポよく話を進めるために、事情の説明を省くために「複雑なんだよ」の一言で済ませてしまうことがよくあります。そのときに使われるのがこの「コンプリケイテッド」という言葉です。
     アヴリル・ラビーンの曲の「Complicated」というのがありますが、これをテーマソングにしても良かったのかな、と思いました。


     テーマソングと言えば、僕の好きな曲からタイトルをとった連載小説があります。
     それが、「カモン、アイリン」です。

     オリジナルの曲のタイトルは「カモン、アイリーン」ですが、僕の小説は「カモン、アイリン」にしています。
     その理由は、小説を読んでもらえればわかります。


     さて、最後に先日開始された小説投稿サイトTAILSに投稿した小説を紹介します。
     これはもう、タイトルから決まりました。そもそもロボット村をテーマにした小説なので、そのまま「ロボット・ヴィレッジ」です。
     よろしかったら読んでください。

     今日はこんな感じです。
     それではまた。


     
     
     
    僕は小説を書いています。noteで販売をしています。 甘野書店にいらっしゃい! 映画が好きです。チョコレートが好きです。 メンバーシップをやっています。共同運営マガジンもあるよ。

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