メインコンテンツへスキップ
見出し画像

休職生活を振り返る#1「ダラダラ期」

    4月半ばから適応障害で休職し、ちょうど2ヶ月が経ちました。

    休職当初はただ寝てばかりでした。
    これからどうなるのか、本当に治るのか、毎日絶望的な気持ちでした。
    それでも少しずつ回復し、体調や気分に波はあるけど徐々にやりたいことが出来るようになり、3ヶ月目に入った今は「復職出来るかもしれない」と自然に思えるまで回復しました。

    休職してから今までの過程を振り返ってみると、大体1ヶ月おきにフェーズが変わっています。
    それが『もしかして、適応障害?』という書籍にある「ダラダラ期」→「活動期」→「復職期」という過程にぴったり当てはまっているように感じます。
    自分自身で「この回復フェーズに従おう」と意識していた訳でもなかったのですが、
    多くの適応障害の患者さんを見てきた精神科医の著書なので、おそらく多くの方が自然と(?)同じような過程を辿るものなんだと思います。

    上記の書籍に沿って、私の回復過程を3つに分け、詳しく振り返ってみます。

    特に休職するか迷われている段階の方、休職したばかりの方にとって、1つのケースとして少しでも参考になれば嬉しいです。

    ※読み始める前の注意点
    ・私の場合は大体1か月ごとに移行していきましたが、回復にかかる期間は人それぞれです。ご自身の症状について分からない事は、先生やカウンセラーなどの意見も含めご判断ください。

    ・休職期間の過ごし方のポイントについては、下記の参考文献をご参照ください。
    #休職 タグを辿ると、他の方も沢山書かれていますので、こちらもぜひ。
    私はつらいとき、noteの体験談に一番救われました。

    ・今回はあくまでも、回復過程の記録だけを残します。
    「休職中の過ごし方のポイント」みたいな記事は、いずれ書けるようでしたら書くかもしれません


    参考文献

    *****

    第一段階「ダラダラ期」(2021年4月半ば~5月半ば)

    1週目 ひたすら寝ていた時期

    ・体調

    初診で処方された薬が合わなかったようで、新しい薬を飲み始めました。
    さらに頓服の睡眠薬も毎日飲んでいました。
    それでも頭痛は改善せず、全身が重かったです。起き上がるとふらつきがありました。
    午前中ほどふらつきが強く、夕方に向かうにつれて弱くなっていきました。(おそらく薬の影響)

    ・睡眠

    処方された睡眠薬を毎晩飲んでいました。
    本当は横になって30分程眠れないようであれば、飲むよう言われていました。
    私の場合は入眠は出来てはいたので判断に迷いましたが、中途覚醒や早朝覚醒が怖く、毎日服用していました。

    寝るのは22時前後、目が覚めるのは8時~9時頃。
    目が覚めても眠気があり、起き上がるとふらつきが出るためそのまま布団に横になっていました。

    ・行動、気持ち

    ・目が覚めてからも布団からは出られず、ただひたすら横になっていました。
    薬の影響なのか、頭がぼんやりとして何も考えられない感じがありました。

    ・起きている時間はスマホで流れてくるネット記事をぼんやりと読んだり(眺めたり?)しましたが、何を見ていたかは思い出せません。
    よくスマホ握りしめたまま、うとうとしていました。

    ・先生からは、やりたいと思うことをすればいいと言われていましたが、そもそも何かやりたいと思う気持ちもありませんでした。
    好きな音楽はうるさく感じて聞く気分になれず。
    本を開いても、文章が全く頭に入ってきませんでした。好きな本すら読めない自分に絶望していました。

    ・たまにyoutubeで色々と動画を見ていましたが、おすすめに出たものを漫然と流して眺めていた、という感じに近いです。
    トークや音楽、笑い声のSE等がうるさく感じるものもあり、あまり長い時間は見られませんでした。

    ・布団にSwitchを持ち込んで、横になりながら「あつまれどうぶつの森」だけはプレイする事は出来ました。
    ただ、「息子たちは学校や保育園、夫は仕事に行っているのに、私は何もしていない」と、罪悪感があり、あまり楽しめませんでした。

    ・子どもたちも学校や保育園に行っているのに、私は朝起きて見送りすらできないし、1日中寝てばかり。何てダメな母親なんだろう、と常に哀しい気持ちでした。 

    ・「休み方」がそもそも分かっておらず、身体は元気なのに起き上がれない自分に焦りを感じ、怠けているだけなのでは?という思考が常にありました。

    ・毎日17時ごろ布団から這い出して、仕事に行くような服装をして子どものお迎えに行っていました。
    休職している事を先生方や保護者の方たちに知られるのが怖く、息子たちに「どうして仕事に行ってないの?」と聞かれるのも怖く、仕事帰りのふりをしてお迎えに行っていました。

    *****

    2週目 横になりながらも起きている時間は増えてきた時期

    ・体調

    1週目とはあまり変わらず。頭痛、倦怠感は続いていました。
    ただ、ふらつきは徐々に軽くなってきました。
    (薬に慣れたのかも?)

    ・睡眠

    1週目と変わらず寝るのは22時前後、目が覚めるのは8時~9時頃でした。

    目が覚めた後変わらず布団からは出られませんが、昼間うとうとする事はだんだん減ってきました。

    ・行動、気持ち

    ・引き続き布団の中で、youtubeで色々と動画を眺めていました。
    この頃「ゲームさんぽ」という動画に出会います。
    この動画をきっかけに、「やりたい」という気持ちを自然に取り戻していきました。

    「ゲームさんぽ」についての記事はこちら。

    ・音楽はうるさく感じ聞く気になれませんでした。
    本も楽しめなくなってしまった自分が哀しく、本を開く気にもなれませんでした。
    ・ゲーム(あつ森)も相変わらずやったり、やらなかったり。
    やはり子どもたちへの罪悪感が大きく、心から楽しめませんでした。

    ・引き続き「病気を言い訳にして怠けているだけでは?」と思っていました。
    子どもたち、夫、保育園や学童の先生・保護者の方に対して罪悪感が強くありました。

    ・起きている時間が増えたぶん、考える時間も増えてきて「このままではいけない、早く仕事に戻らなければ」と焦るようになりました。
    それでも仕事の事を考えただけで動悸がし、手が震え涙が出てくるので「私はもうダメなんだ、仕事なんか出来ないんだ」と絶望的な気持ちになりました。

    *****

    3週目 GWをきっかけに活動が増え始めた時期

    ・体調

    頭痛は続いていましたが、思いきって起きて動き出すと、倦怠感は徐々になくなりました。
    ただし明らかに体力が落ちていてすぐに疲れてしまっていました。
    疲れると頭痛が酷くなるので、その時は横になって休みました。
    ふらつきはほぼなくなりました。

    ・睡眠

    引き続き寝るのは22時前後、目が覚めるのは8時~9時頃でした。
    睡眠薬を引き続き毎日飲んでいたのですが、たまに寝つけない事がありました。
    寝つけない日は、0時ごろに就寝した夫のイビキがうるさくますます眠れない、というループにはまりイライラしました。
    (その場合は別室に移動して、エアベッドを用意して眠っていました。まだ寝室を分ける、という発想がなかった)

    ・行動、気持ち

    ・ちょうどGWに入り、家族が休みに入ったため、昼間ずっと寝ていられない状況になりました。
    8~9時ごろに目が覚めた後、布団から出てきちんと朝食を取るようになりました。
    朝食後は布団に戻ることはなく少しだけ掃除したり、お出掛けしたりしました。

    ・「GWだから世間にはお休みの人が多い、私だけ怠けている訳ではない」と思えて気持ちがかなり軽くなりました。

    ・家族でお散歩したり公園に行ったり、近場へお出かけしたりと、外に出る時間が増えました。
    寝てばかりの2週間と比較するとかなり活動的で、かえって余計なことは考えずに済みました。

    *****

    4週目 徐々に活動開始、落ち込みや焦りは継続していた時期

    ・体調

    頭痛、倦怠感もほぼなくなり、身体的な症状は回復しました。
    ただし体力が落ちてしまったので疲れやすく、疲れると頭痛がします。
    疲れたときだけ横になって休みました。

    ・睡眠

    何日か睡眠薬を飲み忘れて寝落ちした日がありました。
    その時は明らかによく眠れていない感じで、中途覚醒をした覚えもないのに、以前と同じような頭痛やめまい、倦怠感がありました。

    また、寝つけない上に夫のイビキでイライラすることが数日あり、この頃から夫と寝室を分けました。
    睡眠が安定するまで、極力1人で寝かせて貰うようにしていました。

    ・行動、気持ち

    ・子どもも夫も通常の生活に戻り、私だけ社会から取り残されたような気持ちになって、酷く落ち込みました。

    ・身体的な症状はほぼなくなったため、「私も何かしなければいけない」と強い焦りを感じていました。
    ただ、何かしようと思っても出来ることは、スマホで調べものをする位でした。
    引き続き、「ゲームさんぽ」をひたすら見ていました。

    ・GW明けの受診時に、今のままでは復職出来る気がしないのでリワークを受けたい、と相談してみました。
    ただ、私の休職期間が短すぎて受けられないことが判明。
    さらにGW明けで病院自体が混雑していたため、先生にあまり話を聞いてもらえなかったと感じ、そんな中で薬も増量。酷く落ち込みました。
    先生に見捨てられてしまったような、心細く哀しい気持ちでした。

    ・リワークを検討し、オンラインで事前面談(説明)も受けましたが、やはり利用は難しそうなことがわかり、社会にも見捨てられたような気持ちで、心細く哀しかったです。

    リワークについての記事はこちら

    ・適応障害や休職の体験談がnoteに沢山あることを知り、適応障害タグを辿っては色々な方の体験談を貪るように読みました。
    記事を読むうちに、「私も何かしらの記録を残したい」という気持ちになり、衝動的にnoteに登録しました。

    ・私はなぜ適応障害を発症したのか、記憶が新しいうちに書いておきたいという気持ちから「適応障害と診断されるまで」という記事を書き上げ、少しずつ校正しながらアップし始めました。
    (今思うと、振り返りをする時期が早すぎた気がしています。記憶が生々しすぎて、振り返りの最中はかなり辛かったです。ひたすら泣きながら書き上げました。)

    ・2週目に出会った「ゲームさんぽ」をきっかけに「本を読みたい」という気持ちが湧いてきて、少しずつ自分のペースで読み進められるようになりました。

    ・体力がなく疲れやすいので、「何か運動をしたい」と考え始めました。

    ・「やりたいこと」が少し見えてきたので、休職中にやりたいことをリストアップしました。

    「休職中にやりたいこと」についての記事はこちら


    *****

    参考文献の感想文

    次の記事「活動期」前半はこちら


    この記事が参加している募集

    あなたへのおすすめ