
【資産運用】NISA投資枠設定の基本方針について
お疲れ様です❗️
本日は、NISA枠を埋める際の基本方針についてお話ししようと思います。
ある程度投資に親しんでいる人でも、案外忘れがちな話にもなりますので、そういった方にこそ見て欲しい内容です。
資産運用の一つの参考になれば幸いです❗️
投資は自己責任です。
私の方で一方的に投資を押し付けることも、何かしらの商品を進めることもありませんので、その点をご承知の上で読み進めてください。
そもそもNISAとは?(おさらい)
もう散々他で語られていることなのでここでは触れるだけにします。
株式や投資信託を保有する際の枠が設定されていて、譲渡利益や配当金への課税が無しになる、という制度です。
つみたて投資枠:120万円 / 年
成長投資枠:240万円 / 年
非課税保有限度額:1800万円(うち、成長投資枠1200万円)
平たくいうと、毎年最大360万円の枠内であれば購入した株や投信については税金を取りませんよ、マックス5年分持ってていいですよ、枠を埋めるのは何年かけてもいいですよ、という制度です。
売り買いした場合は、購入金額ベースで、枠が復活します。
ただ、NISAの制度上、仮に損切りをしたとしても、特定口座のような損益通算制度はないため、NISA枠外で買った株であれば、譲渡損益分を配当金源泉徴収に当てて、税金を取り戻す、と言った小手先のテクニックが使えないという使い勝手の悪さも同時にあります。
NISAを利用したい場合は、証券口座を開設する必要があります。
私は高額な窓口商品を販売されないという観点からSBI証券を使ってます。
詳しく制度の詳細を読みたい方はこちら(金融庁特設サイト)をどうぞ。
何を使って埋めるかが問題
無難なのは投信のつみたて(ドルコスト平均法)
ただただ積み立てていき、市場の平均点さえ取れればいい、というのであれば、通称オルカンとかS &P500のように、広く世界の成長に連動する投信に全投資枠を毎月一定額ずつ、無理のない範囲で積み立てていくのが無難かな、と個人的には思います。
仮に15年間かけてゼロから毎月10万円を積み立てることで1800万円を埋め切る場合、計算上は複利効果で1800万円は2400万円程度に化けることになります。
(計算には以下を使用)
ドルコスト平均法は私が適当に言っているだけでなく、例えば資産運用の世界では知らない人はいない、両学長はじめ投資の世界のビッグネームが頻繁に引き合いに出している方法です(学長の書籍でも述べられています)。
また、株や投信の単価云々は本質的にはあまり意味はなく(取り崩す際には手取りとかの形で関係はしますが)、それらはすべて事業者の権利を形にした物ですので、そういう意味でも資産としてはとてもいい物ではないかと、私個人は考えて積み立てを継続しています。
(海外赴任で一度この流れが途切れたのが悔やまれます…)
リスクも把握しておきたい
ただ、本当に何も考えずに積み立てているだけだと、数年に一回来る株価の調整局面において、急な値下がりによる狼狽売りを招く可能性があります。
NISAの商品は基本的にはリスク資産のため、もちろん不況による煽りはもろに受けます。
1800万円積み立てた物が、いざ取り崩しを迎える段階で半額になってしまうリスクは、限りなく低いですがゼロではありません。
こういった、ドルコスト平均法ではカバーしきれないリスクを指摘する書籍もありますので、投資をする前に一度は考えておきたいところ。(有名どころでは、故山崎元氏がその立場を取っていました)
そう言った時に、あなたは「これは会社の権利そのものだから、値段は関係ない」と、涼しい顔をして保有を続けられるでしょうか?
商品特性はつみたて開始前に一度でもいいので、確認しておくことを強くお勧めします。
では、どうする?
まず、上で述べたように投資には一定のリスクがつく物なので、やはり投資をする際に考えておくべきはリスクヘッジなんですよね。
AFP認定試験を勉強する際に「うわぁ…」と目も当てられない状態の方が相談に来る、という問題が出てきたのを思い出しますが、リスクヘッジを考えていないと、まさにそういう状況に、人は簡単に陥ってしまうんですよね。
そのためにどうすべきか、改めて、一緒に考えていきましょう。
家計の収支はプラスになっているか?を確認する
投資で身を持ち崩す方の大半が、投資以前に、家計の収支がマイナスの方がほとんどなんですよね。
残酷な話ですが、家計管理は純粋な足し算と引き算の世界でして、ここに魔法はないんですね。
投資をしたから家計がある日突然改善する、ということは、基本的には起こりません。
仮に投資した個別銘柄の株価がある日突然10倍になるなどが起きたとしても、明確な専業投資家の戦略的な物でない限り、大概そういう方にはそう言った事件に対する準備はできていないのが常なので、家計の支出も一緒に増えて、状況がむしろ悪化する、というのがFP界隈でのお決まりのパターンとなっています。
それ以前に、毎月の家計が赤字にも関わらず、投資での積立を捻出する、ということ自体が、ご自身の現実から目を背けている、ということに気づくべきではないかと、まずは思います。
家計改善の方法は、基本的には住居費や通信費といった大きな固定費の削減を行うのが教科書的な答えになりますし、それ以外にも飲み歩く習性がある方なんかは、その辺の見直しから始めるのが良いと思います。
私の例を挙げると、私は以下を見直して家計を黒字に持っていきました。
(上二つはFPを取得するよりもだいぶ前のお話になりますが、今にも通じると思います)
無駄に入りまくっていた動画関係のサブスクをネトフリ一本に集約
異常に多かった酒席への参加(最大週6日)を時間をかけて数ヶ月に1回まで減らした
大手スマホ→楽天回線への切り替え、電気とガスの自由化に伴う切り替え
私自身も、子育て中の身のため、急な出費は起こるもの、として、投資を途切れさせないためにも、定期的に家計は見直すようにしています。
投資に回したお金は、最悪半分になっても大丈夫か?を確認する
家計の見直しができたとして、投資額を決めていくのですが、これは個人の収入によるところが大きいため、一概にいくらならOK、というのは残念ながらありません。
達成できた黒字幅を元に、ご自身のリスク許容度(厳密には違いますが、投資したことによって”ウッ”とならない額、程度に思っていただければ)に応じて決めればいいと思います。
私も昔は月1万円から始め、数年かけて月10万円までシフトしていきました。
また、私は、最悪取り崩す段になって、その投資総額が半額になっても大丈夫かどうかをシミュレーションするようにしています。
具体的には、以下のステップを踏みます。
高度計算サイトで、積立額と利回り、資産の到達額を確認
入金額、および資産の到達額を半分にして、老後問題がないかを確認
以下のページにて、10年分の投資シミュレーションをしています。
その期間を20年とした場合、総入金額は3900万円、複利5%であれば計算上6900万円まで資産は膨らんでいてくれることになります。
これも、以下で計算しています。
入金額を半分にしてみると1950万円。
余程の大事件がない限りここまで落ちることはないでしょうが、一応これでも年利5%ならば約100万円を生み出してくれるはずなので、年金の足しにはなりそう、と私は見ています。
また、最終到達点として期待される6900万円が取り崩す際に半分の3450万円になったと仮定しても、やはり年間170万円程度は生み出してくれそうなので、現状の投資戦略を可能な限り維持、という形で、私は考えています。
資産運用を忘れたいか、現物を受け取りたいかを明確にする
さて、入金額とリスク評価が終わったところで、最後にこれが命題となります。
言い換えれば、ここにあなたらしさが出る、と言えます。
ひたすら投信を積み立てて、定期的に見直す以外は資産運用のことを忘れたいか。
配当金や優待のような現物を定期的に受け取ることで、やってる感を味わいたいか。
ご自身の考えをもとに、自分の軸がどこにあるのかを、考えてみるのが良いと思っています。
私は個人的にこのような投資案件が好きなので、10万円の積立額はコアとして維持しつつ、NISAの成長投資枠内で、余剰資金を高配当株または優待株に投資しています。
すなわち、つみたて投資枠は年額全部を投信で埋め、残った分は細々と成長投資枠に入れ込む(魅力的な銘柄がなければ、投信に突っ込む)、が、私の戦略となります。
この手のことを考えることや、銘柄を管理するのが面倒と思うのであれば、投信の積立を選ぶのが良いと思います。
まとめ
今回は私の投資の戦略設計を通じて、どうやって投資戦略を立てるのか、そのさわりの部分を書いてきました。
家計の収支の確認
投資した資産が半分になっても大丈夫かを確認
資産運用を忘れたいか、現物を受け取りたいかを明確にする
このステップを通じて考えていけば、NISA制度をフル活用できるのではないでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました❗️
資産運用の肝は入金力、その源泉は給与だけでなく副収入もキーになってきます。
その副業について、時間の捻出の観点から書いてみた、こちらもよろしければご覧ください❗️