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塗り絵

    未来☆遊覧船

    真っ黒な枠線の中

    「はみ出してはいけないよ」と

    どこかの誰かの声がする

    空は青く塗るもの

    きれいに塗るのが正しいと

    いつの間にか決められている

    わたしは、その線を飛び越えてみたい


    まだ名前のない空を

    この手で選んだ色を重ねて塗っていく

    はみ出してもいい

    少しばかり揺らいだ線だっていい

    にじみさえも

    わたしだけのものになっていく

    どんな色を選ぶかなんて

    誰にも決めさせやしない

    押し付けられた色は捨てちゃえばいい

    大きく深呼吸して

    心がときめくままに

    黒い枠さえ、わたし色に塗り替えよう

     
     
     
    ​『飾らない、等身大の言葉』で、あなたにそっと寄り添う世界を紡いでいきます。どんな気分の時でも、読めばどこかへ連れていってくれる、そんなお気に入りの一編が見つかりますように。のんびり読んでいってください。

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