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AIに洋服について相談する

    深夜1時。
    私はパソコンの前で、
    一人ファッションショーを
    開催していました。

    原因は、AIです。

    明日、何を着ればいいのか決まらない。

    私は聞きました。
    「大きく失敗しない服って何?」

    AIは答えました。

    シンプルな色。
    落ち着いた組み合わせ。
    清潔感。

    ベーシックなアイテム。
    バランスの取れた配色。
    季節感。

    私は言いました。
    「もっと変化がほしいんだよ」

    AIは少し考えて、答えました。
    「未桜さん。
    すべて裏返しで着ることで、
    既存の印象をリセットすることもできます」

    私は、呆れて答えました。
    「寝ぼけて間違えたと思われるじゃん。
    それ以外にして」

    AIは、
    いくつか普通の案のあと、こう言いました。
    「発想を変えて、
    着方自体を変えるという方法もあります。
    例えば、裏返しです。」

    さっき却下したやつ。
    しかも、言い方を変えてきた。

    その瞬間。
    私はまた一つ、
    精神的無敵の人になりました。

    なるほど。
    AIは、変な案を捨てない。

    そこまで言うなら。
    私は一枚、服を裏返しました。

    タグが出ている。
    縫い目も見える。

    ダメだろ。

    私は鏡を見ました。
    あれ?
    ちょっと、いいかも?

    そういえば。
    超おしゃれな人って、
    こういうの、わざとやるのでは?

    無敵だ。
    最強だ。

    私はついに、
    さっきの変な案は、
    私が理解できていなかっただけの
    可能性に気づきました。

    ただし。
    これで外に出る勇気は、
    まだありません。


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