
お菓子欲しさで買った株を売却。主婦が「資産を育てる高配当株」へ乗り換えた3つの基準
お菓子に釣られて投資を始めた昔の私
私は明治のチョコレートが大好きだ。 数年前、私が投資の第一歩を踏み出したときに買ったのが明治の株だった。その動機は極めて純粋、かつ不純なものだった。
「明治の株を持っていれば、あの大好きなお菓子達の詰め合わせが、毎年わが家に無料で届くということ!?」
株主優待。それは私にとって、合法的に大好きなお菓子をゲットできる、夢のようなシステムに思えたのだ。
もちろん、いただける配当金も嬉しいし、いつも自分の暮らしに癒しを与えてくれる明治という会社を応援したい気持ちもあった。
だが、それ以上に私はお菓子が欲しかったのだ。なんと単純なのだろうか。
現実と向き合って気づいたシンプルな事実
しかし、毎日気を張って育児や家事をこなしていく中で、私はあるシンプルな事に気がついてしまった。
「お菓子はお金さえあれば、いつでもスーパーで買える」
現在、私は着実に資産を増やすための「配当利回り強化フェーズ」に入っている。一獲千金を狙いたいわけではなく、将来の不安を少しでも減らしたいのだ。
そこで冷静に自分の株式ポートフォリオを確認したところ、全体の配当利回りが3%に届いていないことに気づいた。これでは目標のキャッシュフローを作るのに相当な時間がかかってしまう。
大好きな明治の配当利回りも3%未満だ。株主優待を含めた総合利回りは悪くない。 だが、今の私に必要なのは、目先のお菓子の詰め合わせではなく、確実なキャッシュフローの底上げ=配当利回りの最大化だった。
感情を手放した先にある「本当の安心感」
モノを減らすのと同じで、資産づくりにおいても「感情(好き・欲しいという執着)」が判断を鈍らせることがある。
お菓子という目先のワクワクを一歩引いて見つめ直し、自分の将来に必要な仕組みに目を向けること。 この、感情と買い替え基準の切り離しができるようになると、株価の波に振り回されることなく、将来の不安を一つずつ着実に減らしていけるようになる。
そこで私は、少し寂しい気持ちを抱えつつも、明治の株を一部だけ売却することを決意した。 お菓子への未練をそっと手放し、全体の配当利回りを引き上げるため、ある買い替えを行ったのだ。
ここから先は、私が大好きな明治の株を一部売却し、どんな基準で次の高配当銘柄を選んで買い増しを行ったのか。わが家の身バレ防止をしつつ、専門家としてではなく、一人の主婦としてのリアルな買い替え基準と判断の裏側をお伝えする。