🍃ライラック杯🌺短歌一覧・二(148人389首)
「ライラック杯」に投稿された短歌(記事へのリンク付)を
掲載しています(200首以降)。
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短歌数が増えたため、記事を分けています。
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🍃 全首一覧・二
🌸4/25日(火)11人26首
389.タンポポの綿毛みたいに軽い羽根
隠れてるなら旅立ちたいの
388.春風の愛でる若葉は陽を受けて
ただひたすらに青く大きく
387.深々とおじぎをした花寂しくて
くるりと回すと見違えて華
🌸
386.ビニールの傘にはらりと春形見
舞ひ落つ雨と奏でる調べ
385.ゆく春の暮れのいろどり麗しき
キミと眺むはまだ見ぬ未来
384.満つる前空の汀に浮かぶ月
そっと触れなば なよやかに揺る
🌸
383.ハクモクレンたった三日の花盛り
今年も会いに夜ひた走る
🌸
382.優しさや強さを着たい
明日纏うは見たことのない自分を着たい
381.花びらを模した君の手ふうわりと
枸橘の花二花包み込む
380.聴け10代今聴く歌が君を成す
さあ出逢おうぜ新しい歌に
🌸
379.きまぐれな風のいたずらやわらかき
花びらひらと舞い落ち去りぬ
🌸
378.憧れのあの人みたく伸びた髪
サラダ記念日読むのに邪魔だ
377.春に合う白スニーカー買ったのに
君とのデート曇のち雨
🌸
375.ドキュメント『最終稿_2new改』を送付しますか?]
[はい 桜咲け]
374.ヒヨコらが羽ばたくように蝋梅は
花を開いて春連れてくる
373.業務的花見の掲示をひっぺがし
シュレッダーにて花弁にする部
🌸
372.卒アルに「花の如し」と書かれても
あなたの花になれずにごめん.
371.「さようなら」ブーケを作る
「もう会えないね」散った桜を拾い集めて
🌸
370.花水木明日は雨が降るそうだ
木の根に眠る浮浪の暮らし
369.ハードディスクにありあまる
誰かしら消すまでそこに生存記録
🌸
367.花踊るすずめ可愛く憎らしく
ちぎっては投げちぎっては投げ
365.散りてなお残す想いは川面にも
花びらの舞い泳ぐ手のひら
🌸
🌸4/24日(月)7人17首
363.父さんが残してくれた熱い夢
バッグに詰めて春に旅立つ
362.オカリナをサクラの下で吹く君の
琥珀の指先 春色に染む
🌸
🌸
359.流れ散る花 きらめきて目を細む
共に過ごせる緩やかな午後
358.手をつなぎ歩く公園 遊歩道
ゆるり過ぎ行く穏やかな春
357.風に舞い髪に留まれる花びらを
そっと手に取り微笑む君よ
🌸
356.廃校のグラウンドはただ虚しくて
止むこともなく散り敷くさくら
355.それぞれの夢を両手に抱へつつ
あなたはどこで花吹雪のなか
354.柔らかきキヤベツに露のひとしづく
屹立せよ春しづくのうへに
🌸
🌸
351.ひっそりと花を閉ざして耐えている
あなたの居ない花冷えの日に
🌸
349.GucciGucciとうるさいな
Gucci言う、グッチ裕三に愚痴ゆうぞ!
🌸4/23日(日)6人18首
346.あの日見た花の名前は なんとやら
知らない花が まだ多過ぎる
345.岩見沢 滝川 深川 旭川
ライラック号 停車する駅
344.自販機に お金を入れて ふと気付く
冷たいやつしか売ってないじゃん
🌸
343.見上げると春の花びらハラハラリ
風舞い上がり桜の輪舞
342.振り向くと淡い思い出ユラユラリ
あなたの傍に在りし幸せ
🌸
340.あきらめた恋を数えて夜桜が
はらりと落ちて地球は無音
339.収穫量日本一だよこの愛は
冷凍しないとすぐ腐っちゃう
338.春の空しっぽを立てた猫娘
今宵のディナーはスカイフイッシュだ
🌸
337.ライラックがリラのことだと知ったのは
里中満智子のアリエスのころ
336.リラ冷えがいまの時分のことならば
花冷えといみも重なるのかな
🌸
334.はるさめのスープを作る日曜日
しとしと春の雨が降る窓
332.アンカーを受け取りラストスパートは
あなたがいたから走りきるだけ
🌸
331.背を丸め頭痛薬噛む春の夜は
金継ぎのよな雷光る
330.青春と巡る季節が頬を打ち
指の隙間に鼻血溢るる
329.マゼンダの薔薇の花びら剥ぐように
君の心臓むしれるのなら
🌸4/22日(土)3人9首
328.影のない人なんてない花曇
きっといいんだあまのじゃくでも
327.ちび医者が助けにきたぞ春の風邪
いきなり注射あたまにブスリ
326.あと少し消えないでいて春の虹
今ならぼくの気持ちを言える
🌸
324.僕たちはSNSで試される
ノンバーバルという距離感を
323.散りどきに散れる花こそ美しく
きみを嫌いになれてよかった
🌸
322.あれこれと重ねてきたねエピソード
これから先も共に歩もう
321.あなたからもらった命抱きしめて
あなたのいない世界を生きる
320.ただいまの響き確かめ安堵する
無口な吾子の今日の出来事
🌸4/21日(金)3人8首
319.言葉には表せずともあたたかい
気持ちになるのが愛なのかも
318.笑顔の人動植物の活き活きさ
何かに夢中が私のしあわせ
317.いくつかの香りから1つ取り出して
タオルに垂らして眠りに就こう
🌸
316.吹く風に空を眺めて君想い
時越えて届く花のたより
315.花びらに光の吐息のせ咲う
佐保姫の祈り風にたゆたう
🌸
314.春大根葉まで丸ごと使ひ切り
シャキリ背伸ばす大根のごと
312.形よくできた時ほど寂しくて
亡父の好物オムライスなれば
🌸4/20日(木)4人12首
311.亡き母に買ってもらった炊飯器
まだ動くから少しせつない
🌸
308.星になり空に浮かんだ夢をみる
月の口笛 風の気まぐれ
307.日は真昼 だれか呼んだ?と振り向けば
空耳だよと雲雀が笑う
306.藤の香が夜の空気を甘くする
吸えばわたしも甘いわたしに
🌸
305.のどかな日地にチョウの影を見る母と
空にアゲハの姿を見る子
303.イヤリングサイズと覚悟を比例させ
母から人へ復職の朝
🌸
301.靴紐のほどけた足におまじない
夢とはさみと愛と落し穴
300.覗き込むテトラポッドの渦の底
幽かな声を啄む海鳥
🌸4/19日(水)3人9首
299.十代は魔法の扉ひらくとき
さあいざ進まん迷いながらも
298.ママ似からだんだん自分になっていく
そしてふたたび母に似てくる
297.ひかれあうしあわせ楽しむ二人に
天より降るライラックの香
🌸
294.高台の城にも花は舞い落ちて
吹く谷風にまた舞い上がる
🌸
293.花粉症 鼻水止まらぬ喉痒い
外から戻ればくしゃみの合唱
292.開幕戦 集まるファン足速に
応援ウェーブ弾ける気持ち
🌸4/18日(火)2人6首
290.汚濁の血 棲まぬ蛇ノ名 無抵抗
チキンの謂れ 監獄ヘブン
289.嗚呼、禊 塗る池、畏敬 合掌歌
ラリーの銭で無料を飼え
🌸
287.唄のよに空押し上げて花水木
人も花も出歩き密です
286.また会えたいつくらいまで居てくれる?
桜と天気のイタチごっこ
285.駐車場いつもの猫の陽だまりは
恋の予感を残し空白
🌸4/17日(月)5人15首
284.ライラックの花咲く時間に閉じ込めた
ふたりの孤独と共に眠ろう
283.永遠を誓えなくても純白の
スピカに込めた愛はとこしえ
🌸
281.どこだって君が選んだ道ならば
間違いはない春のさよなら
280.花びらの舞い散る下をうきうきと
苺大福買ってくるきみ
279.満開の桜の写真を撮る君を
こっそりカメラに収めてる僕
🌸
278.トランスに惚れしヘテロの罪の糸
解けはせぬが結び目も得ず
277.名字だけ名前は見せぬ名札にも
引き受けられぬ傷み滲みて
🌸
275.リラの香にふはり誘はれ春の庭
百花光りて蝶のゆきかふ
274.色かたち遷ろう春の雲みてた
足もとにほらクロッカスの花
273.いちごミルクぎゅっと潰してマーブルに
消えかけていた傷口滲む
🌸
272.前髪を切り過ぎたかと気にしつつ
鏡の前で春ショール巻く
270.猫の子の爪とぎを見て
マニキュアの塗られていない指先を恥づ
🌸4/16日(日)5人13首
269.川沿いに並木にもならず河津桜
春の訪れをひとり楽しむ
268.遠くまで見ようとすれど春霞
知らぬ世界が待っているかな
267.風に乗り花びら高く青空へ
見上げる僕も君も自由だ
🌸
266.春に逝きしギタリストは空を駆け
若葉を鳴らす風となりて来
🌸
263.いつもなら通り過ぎてから気づくのに
桜の花びら乗せてゆく風
262.本当はあの時「嫌だ」と言えなくて
殺した心 春がまた来る
🌸
260.風が鳴るエフエムの音消した朝
昨日の憂い知ってのことか
🌸
🌸4/15日(土)1人3首
256.石灯籠へ灯を入れるケーブルを伝って
春は(来る)or(来ない)
255.夢なんか語らないでと云う君が
桜吹雪を浴びてる間
254.夢なんか語らないよと言ったのに
散ることをとめられなくて 風
🌸4/14日(金)3人9首
251.知らぬ道どんどん歩き疲れても
沿道からの菜の花エール
🌸
250.つかのまの灰と消えゆく炎ならば
マルボロ一本ルージュにかえて
248.文という時代遺物の傘をさし
あなたとかなたさまよいゆかむ
🌸
246.春の宵行き交う人を見て思ふ
我に居場所はありや無しやと
245.クラス会老いたりと云えど乙女らが
なお語らうは見果てぬ夢よ
🌸4/13日(木)1人3首
244.卒業という名の羽を手にしたら
空はこんなに青いのですね
243.落書きの言の葉たちは羽があり
本の余白を自由に翔ける
242.たくさんの迷った道があったから
君だけの道やっと着いたね
🌸4/12日(水)10人26首
241.石ころにも犬にも猫にも野山にも
はるのはごろもふわふわり
240.春の夜の月の欠けてまた満ちる
だれかがひとつしあわせになる
🌸
238.「顔見せて」言えない母は
電話口花桃咲いたよ今が見頃と
237.葉に溜めた雨つぶキララ瞬いて✨✨
一夜限りの星座を描く
236.満ち欠けた月の雫を拾い受け
銀葉ゆらゆらミモザが香る
🌸
235.神なんていないと口では言うけれど
ピンチの時にはアナタに祈る
🌸
232.春の音胸に響くよドキドキと
君の鼓動は瞬きもせず
231.旅人よ瞬きせずに歩き出す
君の行く道春風が吹く
🌸
229.昼暑く 夜が寒いが 北の春
むしろ冬かと思えてしまう
228.新しい出会いもあれば別れあり
新たな一歩 踏み出す季節
🌸
226.生と死を繋げているように春星
キミの手は柔らかく力強く
225.春、海に続く黄昏の坂道を
今ここを生きる勇気に変えて
224.そんなことよりさ、
俺がこのソフトクリームを食べるさまを見てなよ
🌸
223.根を伸ばし 芽が出ぬ時を 耐え抜いて
嵐の後に 花を咲かせよ
🌸
222.夕暮れの桜トンネル用水路
田んぼに花びら送りましょう
221.花びらで八十八夜に飾り付け
たねまきびとに伝えましょう
🌸
220.おい!と言い、奥さんにむける
カメラのおじさん桜の下から、以上です。
219.ヤングコーン踊るサラダボウルの中に
見つけた春はみずみずしかった
🌸
218.こぼれなばこぼれ消えいく春の夜に
つきよみおぼろに流れいく
217.花散らす雨になりてや別れ花
しのぶもちずりたれゆゑみだれ
216.薄紅の波かとぞ思ふ和煦の日に
静心無く我も散るらむ
🌸4/11日(火)3人9首
215.うわずった声が寂しく響くから
「午前八時」をちょこっと嫌う
213.心根が腐ってきた春。
春眠は今ようようと舟を漕ぎだす
🌸
212.我が頬を拭う祖母とで見たままに
降る桜見て年経るを思う
211.おろしたておニューの服に上機嫌
慣れぬにおいも、また春の香
210.春風のたいそう顔に当たること
マスクに慣れたこれも名残りか
🌸
209.春の山ほんわりもっこり
柔らかく抱きしめられる君も私も
208.柔らかな新芽広がり山笑う
われらを包むおおらかな朝
207.待ちわびたはかなき命
散りゆくも新緑の芽は輝く命
🌸4/10日(月)3人7首
206.春の午後からだのなかに雨が降る
青い吐息をのみほしてゆく
205.春の風だまったままでじゃんけんを
手のひら熱い つぶやくように
204.伝言がひかりのなかにまぎれても
名前を呼ぶよほのかに呼ぶよ
🌸
🌸
202.若草をふみしめ歩く一歩ずつ
あなたの速度で明日を旅して
201.いく道は曲がりくねりて手探りに
蝶の如く我煌めけり
200.ひとはひと あなたの色で風光る
すべては愛で包み込むから

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