メインコンテンツへスキップ
見出し画像

台湾の夏はタケノコ料理で決まり!②――涼筍沙拉

     夏の台湾家庭料理を紹介するシリーズ第2弾!

     今回は、「涼筍沙拉リャン・スン・サー・ラー」です。

     この料理では、「綠竹筍リゥ・チュウ・スン」というタケノコを使います。

    「綠竹筍リゥ・チュウ・スン」とは、こんなタケノコです。

    画像
    綠竹筍【写真:筆者】

     本来は「綠竹筍リゥ・チュウ・スン」を皮ごと茹でた後、そのまま冷蔵庫で冷やし、食べる時に初めて皮を剥き、ぶつ切りにします。

     これが、「涼筍沙拉リャン・スン・サー・ラー」です。

    「涼リャン」は、「冷やし~」的なニュアンス。
    「沙拉サー・ラー」は、❝Salad❞(サラダ)の音訳です。

     つまり――

    「冷やしタケノコサラダ」

     というわけですね!

     冷やしてあるために、タケノコ特有の「脆脆ツゥイ・ツゥイ」(シャキシャキ)した食感が際立ち、更にタケノコ本来の「甘み」が凝縮され――

     もう最高‼ 

     という以外、言葉が見つかりません。

     暑い夏は、どうしても食欲がなくなったりしがちですが、この「涼筍リャン・スン沙拉・サー・ラー」なら、すいすいといくらでも食べられるんです。

     極めてシンプルですが、「夏の台湾家庭料理の王様」の称号にふさわしい料理だと思います。

     さて、調理法のおさらいですが、皮は最後に剥きます。先に皮を剥いてしまうと、「綠竹筍リゥ・チュウ・スン」の「甘み」が逃げてしまうんですね。

     ただ、世の中にはいろいろ便利なものがあります。

     今回利用したのは、これ。 

    画像
    頂級去殼綠竹筍:「去殼」は「皮むき」という意味【写真:筆者】

     ――「頂級去殼綠竹筍ティン・チィー・チゥー・クゥ・リゥ・チュウ・スン」です。

    「頂級ティン・チィー」というのは「最高級」、「去殼チゥー・クゥ」は「皮むき」の意味です。

     華語以外に、「たけのこ」と日本語も併記されていますが、こうしたパッケージは、「台湾製品あるある」です。

     この「頂級去殼綠竹筍ティン・チィー・チゥー・クゥ・リゥ・チュウ・スン」、既に茹でて皮を剥いてくれているため、そのまま食べられます。

     1パック「350TWD」ぐらいの値段なので、今のレートで日本円に換算すると「1660円」くらいになります。(※「TWD」は「ニュー台湾ドル」の略)

    「頂級ティン・チィー」とある通り、なかなか高価ですが、袋から出して切るだけでいいというのは、忙しい時にはすごくありがたいです。

     では、早速ぶつ切りにしてみましょう。

    画像
    涼筍沙拉:皿にあるのは「台湾マヨネーズ」【写真:筆者】

    「涼筍沙拉リャン・スン・サー・ラー」には、絶対欠かせないものがあります。

     ――「台湾マヨネーズ」です。

     このエッセイシリーズでも、以前「台湾マヨネーズ」は甘みが強いとご紹介しましたが、その味わいが「綠竹筍リゥ・チュウ・スン」の食感と絶妙に合います!

    「でも、マヨネーズって、いろいろ種類があるんでしょ? どれを選べばいいの?」

     と思う人もいるかもしれませんが、心配は御無用。台湾で「美乃滋メイ・ナイ・ヅー」(マヨネーズ)と言えば、ほぼこの「桂冠クゥイ・グゥアン沙拉・サー・ラー」ブランド一択です。 

    画像
    台湾マヨネーズと言えば「桂冠沙拉」【写真:筆者】

     このマヨネーズにつけて食べる「涼筍沙拉リャン・スン・サー・ラー」。

     繰り返しになりますが――

     最・高・です‼ 

     
     
    本とモフモフとごはんが好き。鎌倉市出身、現在台湾在住。 ☆石田衣良さんの「オトラジ小説コンテスト」で受賞作に選んでいただきました。(短篇小説「白熊」:マガジン『奇譚草紙』所収) Kindle:https://amzn.asia/d/0dWAd9X4

    あなたへのおすすめ