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Lucifer

    月の隣のちいさなひかり
    金星がピンヒールで開けた穴
    もしくは金星そのもの、
    (のまつろわぬ愛の笑み)



    金星が銀河をふみ砕くピンヒールで
    因果律をまきとるみたいにゆっくりとターンするのがすきだった
    白くかがやくながいながいながい髪
    燃え盛り 風が吹き 有毒の雲になる



    その妙なる機嫌が良いときには
    踊りに合わせてうたう金星の声をきくことができた
    沸き立つこがねの甘いうたごえに
    ペリドットの雨が降り地球に落ちた



    決して泣かない金星が
    うっかりつくった宙そらの穴がすきだった
    たまに誰かがふさいでしまうけど
    ただひとつくれた永劫の傷





     
     
    「むれあお すい」です。 詩を書く場所をさがしてきました。 心機一転、ぼちぼちと。 以前書いていた場所はこちら→ https://t.co/fGMmSOLUBC

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