宙・胎・地を巡る旅
少しだけ、
はじまりの場所を思い出してみよう。
あなたがまだ、
宙の子だった頃。
名前もなく、
役割もなく、
ただ、ひとつのいのちとして在った頃。
急いで何かになる必要もなく、
誰かと比べることもない。
そんな静かな時間が、
確かにあった気配がする。
⭐︎
宙の子が、胎の子になることを決心した。
少しずつ、違いが生まれはじめる
でもそれは争うためじゃない
ひとつの命を形づくるため
⭐︎
やがて、胎の子は
地の子として生きはじめる
ここは、
違いが見える世界
自分と他人
好きと嫌い
得意なことと、
苦手なこと
ひとつだった世界は
少しずつ色を増やしていく
⭐︎
違いがあるから出会いがあり
違うからこそ学びがある。
時には傷つき、
迷うこともあるけれど
その一つひとつが
自分を知るための大切な旅路
そして、わたしたちは知っている
どれほど遠くへ旅をしても
帰る場所はいつも
自分の中にあることを
わたしたちは
「宙・胎・地」を巡っている
宙を知っているから、
地での暮らしが愛おしい。
地を生きるから、
いのちの尊さに気づく。
今日という一日も、
誰かとの出会いも、
心が揺れた出来事も、
すべて大切な旅の一場面。