オーブンレンジの行く末と、家族のサイズに合わせて変わる暮らし。☆Vol.102
先日の記事にも書いたけれど、妙高にお友達が来た際には必ず紹介するお店のひとつ「提灯座(ちょうちんざ)」さんへ、今回遊びに来てくれたTちゃんもお連れしました。

お邪魔した際の写真や動画をSNSにアップしながら思い出したのが、以前お譲りした我が家のオーブンレンジのこと。
「お譲りしたレンジ、調子はどうですか?」
とお聞きしたところ、厨房でフル活用してくださっているそうで、この日いただいた絶品のガーリックトーストも、そのオーブンで調理したものなのだとか!
こんなに素敵なお店、そして素晴らしいシェフのもとで大切に使われていることが本当に嬉しかったです。……と同時に、私も以前まったく同じレンジでガーリックトーストを焼いたことがあるのですが、仕上がりのクオリティが違いすぎて苦笑い。道具の性能だけでなく、やはり料理人の腕でここまで差が出るものかと痛感しました(笑)。
老夫婦ふたり暮らしと、宿運営で見直した「家電のサイズ」

そもそも、長年大阪の自宅で愛用していたその多機能オーブンレンジをなぜ手放したかというと、家族が多かった頃には大活躍していたものの、老夫婦ふたり暮らしになった今、オーブン料理をすることがほとんどなくなったからです。山荘での暮らしが長くなるにつれ、たった2人分の食事なら、フライパンやグリルでいくらでも代用できることばかり。
さらに宿(山荘)の運営目線でも、大勢のゲストが使う家電が多機能すぎると使い方の説明が複雑になりますし、万が一オーブンをハードに使われた場合の清掃の手間もなかなかの負担になります。
そんなわけで、現在の拠点「新井のマンション」にはよりシンプルなもの、「山荘」には温めと解凍ができる一番わかりやすい単機能レンジを設置しています。 (長期滞在される海外ゲストにはオーブンがあったほうが良いかな?と思案したこともありましたが、皆さん外食を楽しまれることが多いですしね)
家族の形とともに、移り変わる「住まいの役割」
家族の形や集う人によって、その時々に適した家電が変わっていくように、振り返ってみれば「住まいの形」も全く同じでした。
こちらに移住してから暮らしている新井のマンションは、断捨離を始めた老夫婦にとって、まさに身の丈に合ったジャストサイズ。階段の上り下りもなく、お掃除もササッと一瞬で事足ります。
かつて2世帯住宅として建てた大阪の家は、父は食事に来るだけで結局一緒に暮らすことなく見送り、息子たちが独立したあとは3階の部屋がもぬけの殻に。階段を上がることすらほとんどなくなっていました。(その分、国内外のホームステイを受け入れる際にはとても重宝したのですが)
家電も、家も、家族の移り変わりとともにその役割を変えていくもの。
あの大阪の家も、今年の11月に初孫が生まれ、その子達が成長して元気に走り回る頃には、また新たな役割を持って温かい息を吹き返すのかもしれません。
人生のステージに合わせて持ち物を軽くしつつ、その時々の暮らしにしっくりくるサイズ感を楽しんでいけたらいいな、と思う今日この頃です。
