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AIに会社を経営させようとして、逆に人間の仕事が見えた

  • 割引あり

手元の会社は、まだ小さい。

手元資金は多くなく、このまま何もしなければ半年もたない。月商はまだゼロ。きれいな理屈を並べている余裕はなく、とにかく早く動いて、早く形にして、判断を翌日に持ち越せる仕組みが必要だった。

だから私は、かなり乱暴なことを考えた。

「会社運営を、どこまでAIに渡せるだろう」

もちろん、法務も契約も資金調達も、AIだけで完結するはずがない。それでも、企画、実行、振り返り、タスク分解、日々の優先順位づけのかなりの部分は、AIに任せられるのではないか。そう考えて作ったのが、このリポジトリの「AI Company Operating System」だった。

いま振り返ると、出発点は半分実験で、半分やけっぱちだったと思う。だが、その極端な仮説を置いたからこそ、はっきり見えたことがある。AIに仕事を渡していくほど、逆に「人間が最後まで持つべき仕事」が輪郭を持って浮かび上がってきたのだ。

私が本当に知りたかったのは、AIで何ができるかではない。AIに何を渡すと、会社が静かに壊れはじめるのか。その境界線のほうだった。

AIを入れたら、仕事はたしかに速くなった

 
 
小さな会社を運営しながら、AIと仕事の境界を実験しています。事業づくり、運用、自動化、言葉の設計について書きます。

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