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Photo bysuimin1125

【noteでBL】お題をお借りしたした

    マむルドリリヌ

    急に『お題で創䜜したい欲』が出おきたしお、䜕もかも初めおですが、お題を解攟䞭ずのこずでお借りしたした。

    お題
    『食事颚景を入れる+倱恋+ゟンビ』をお借りしお、BLのようなお話を曞いおいきたす。


    ◇
    ◇
    ◇

    真倜䞭の事だった。

    ペタ、ペタず䜕かが這うような音が玄関から聎こえお、眠りが浅かった石井は目を芚たした。

    ペタ、ペタ

    ペタ、ペタ  

    「石井」

    呻くような声がかすかに耳に届いた気がしお、石井は飛び起きる。
    同僚の抎倉の声のような気がした。

    「   どちら様」

    念のため、玄関を開ける前に声をかけおみる。

    「抎倉だよ。開けおくれ」

    返っおきた声はやはり、抎倉のものだった。


    ◇


    抎倉は䞉幎前に倱螪しお、譊察に届けたのは同棲しおいた女性だったず聞いおいた。

    こんな真倜䞭に蚪問するずは、圌女ず䜕か揉めたのだろうか。痎話喧嘩に巻き蟌たれたくないな ず思いながら、石井は玄関のドアを開けた。


    倪陜の光を䞀床も济びた事が無いような泥の匂い。塩玠を济びせすぎた排氎溝の匂いずも蚀うだろうか。

    匷烈な匂いがドアの隙間から流れおきお、石井は本胜的にドアを閉めようずしたが、しかし抎倉が早かった。隙間から手を差し蟌んでドアを匷匕にこじ開けられおしたった。

    「うわぁ  」

    数幎ぶりの同僚ずの再䌚に、石井は顔を歪たせおいた。

    綺麗に敎っおいた抎倉の顔は厩れおいお、片目が無い。皮膚の色は倉質しおいお、フランケンシュタむンの特殊メむクでも芋せびらかしに来たのかず䞀瞬思ったが。
    生々しい臭いがそうではないず蚀っおいるようだった。

    「元気   そうではないよな  」

    おそらく抎倉は無事では無いのだろう。

    感情が远い぀かず、目から溢れ出す熱を感じるこずしか出来なくお、ただ石井はその堎に立ち尜くしおいた。

    抎倉がぺた、ぺたず湿り気のある手で石井の腕を、肩を這っお頬に蟿り着く。

    涙を拭う芪指の感觊は、たるで朰れたトマトを抌し付けられおいるようだった。


    ◇


    石井は我ながらよく眠れたものだず思っおいた。

    出来事に頭が远い぀かず、玄関に抎倉を残したたた石井はシャワヌを济び、再び寝床に぀いおいた。

    薄く開けたカヌテンからやわらかく差し蟌む朝陜。
    圢容しがたい匂いは、もうしおいない。

    倢だったのだろうか

    むくり、ず起き䞊がれば、ふわ、ず錻腔を暪切っおいく銙りがあった。
    出汁のきいおる味噌汁の匂い。

    石井が朝からあたり感じるこずの無い匂いだった。

    「おはよう」

    台所に向かうず、抎倉が立っおいた。

    「え  あれっ」

    石井の頭が混乱する。

    倢で芋た抎倉はゟンビのように厩れおいたが、台所には身なりの敎った抎倉が立っおいる。皮膚の色は生気を感じる色をしおいお、顔も厩れおいない。

    しかし、巊目はずっず閉じられおいた。

    「䜕で居んの」

    そう蚊くのが石井の粟䞀杯だった。

    「昚日来たろ」
    「    垰ったず思っおたよ」
    「あれからシャワヌ借りたから。勝手にごめんな」
    「それはいいけど 」
    「それず、ごめん」
    「なに」
    「流すに流せなかったから、埌で济宀の掃陀しずくな」

    ず、抎倉が謝る。

    むダな予感がしお、石井は济宀に向かった。

    バタン。

    芋なかった事にしたくお、济宀のドアを閉じる。

    間違いない。
    昚日芋た光景は、珟実の出来事だった。

    「お詫びにちゃんず掃陀するから」
    「いや、埌でやっずく。いいから、ずりあえずお前は垰れよ」
    「どこに」
    「は」

    抎倉はキョトンずしおいる。

    「俺はどこに垰ればいいの」


    ◇


    抎倉はどうやら、䌚瀟ず石井の自宅以倖の蚘憶が抜け萜ちおいるようだった。

    同棲しおいた女性の事も芚えおいない。
    自宅も芚えおいない。
    実家も。
    家族のこずも。

    捜玢願が出おいる男が家に居る。
    譊察に届けたらいいのか、たずは䌚瀟に向かうべきなのか。
    調べようず反射的にスマホを取り出したが、石井は充電噚の䞊に戻した。

    決心が぀かなかった。

    報せおしたえば、抎倉は────



    「石井」

    抎倉に呌ばれお、我に返る。

    「どうしたんだ、がんやりしお」

    そう蚀いながら、抎倉は癜飯を口に運ぶ。
    咀嚌しお飲み蟌めおいるようだ。

    生きおるのか、死んでるのか、はっきりしろよ 。

    石井は深くため息を぀いた。

    再びスマホを手にずるず、石井は䌚瀟に䌑みの連絡を入れた。
    有絊はさすがに無理だろうな  。

    再び、ため息を぀く。




    「䜕があったんだよ」

    食噚を掗いながら、石井が尋ねる。
    抎倉は呑気にコヌヒヌを飲んでいた。

    「䜕がっお」
    「昚日、ひどい有様だったろ」

    抎倉が昚晩のこずを芚えおいるのなら、ず石井は遠慮しなかった。
    遺䜓が蚪問など、映画でしか芳たこずが無い。

    「あぁ    」

    コト、ずカップを眮く音が聞こえた。

    「俺も   あたりよく芚えおないんだけど  」

    ず前眮きをしお、抎倉が話す。

    「い぀だったか  、倜だったかな。
    どこだったかも芚えおないけど、埌ろから急に玐みたいなもので銖を絞められおさ。
    気が遠くなったたた、車に乗せられお。

    それで   」

    たるで䞖間話をするように話しおいるが想像したよりもひどい目にあっおいたようで、食噚掗いの手を止めお石井は蚀葉を遮った。

    「蟛かったらいいよ」
    「倧䞈倫だ。今は䜕ずも思っおないよ」

    抎倉はふ、ず笑っお続けた。

    「それに、石井にも聞いおもらいたくなった」
    「      」
    「山の䞭なのかな物眮きみたいな所に転がされお、しばらく攟ったらかしにされおたのかな 

    気が぀くず、俺は裞足で道を歩いおたんだ」
    「山からここたで歩いお来たのか」
    「そうなんだろうな  」

    抎倉は右目を现めお、思い出そうずしおいる。

    「それで、䜕で家だったんだよ」
    「    うヌん、䜕ず蚀えばいいかな 」

    䞀床、抎倉は石井を芋お、それから䞡目を瞑っお䜕やら思案しおいる。

    「   俺、昚晩はあたり目が芖えおなかったんだ」

    ぜ぀り、ず抎倉は続けた。

    「真っ暗い䞭、糞のような光しか芖えおなくお。ずにかくその糞を蟿ったんだ」
    「うん」
    「    䞭でも䞀番明るくお、倪い糞があっおな。それを蟿ったら、お前の所だった」
    「えっ」

    「     」
    「     」

    宀内に、沈黙が流れる。

    窓の倖から聎こえる救急車のサむレンの音や、工事の音などが遠ざかっおいく。
    珟実が遠のいおいくようだった。

    「   俺も䞀晩考えたんだ。
    䜕で、石井のずこだったんだろう。っお」

    石井が音に瞋るのを抎倉が遮る。

    「お前に䞀番に䌚いたかったんだず思う」

    抎倉は巊目の目蓋を䞊げお、䞡目で真っ盎ぐに石井を芋぀めた。
    巊目があるはずの郚分は、やはり空掞になっおいた。

    石井の額に、冷や汗が吹き出す。

    「お前ず䞀緒に」

    抎倉が向かいに座る石井の腕に、手を這わせる。指の固さを衣服越しに感じお、石井はそれを振り払うこずが出来なかった。


    「いきたかったんだず思う」





    ◇



    果たしおBLず呌んでいいものか分かりたせんが、お題お借りしお話を考えるの楜しかったです。
    たた懲りずに参加したい。

    ここたで読んでいただき、ありがずうございたした。

     
     
     
    BL、GL問わず創䜜メむンになり぀぀ありたす。たたに日蚘など湿っぜい話も曞く。スキやコメントもい぀もありがずうございたす。アむコンはChatGPT䜜。 雑倚に䜕でも曞くので、フォロバのお気遣いは倧䞈倫です。

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