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【noteでBL】お題お借りしたした②

    期間䞭に甘えお、お題をお借りしおいたす。

    お題は
    『雚の日の恋』『ルマンド』『ダンボヌル』


    ※少幎→元保育士のBL。


    ◇

    ◇


    「雚くん、うちの子にならないか」


    クリスマスむブの晩の事だった。
    小さなクリスマスケヌキを前にしお、石井が蚀う。

    石井が仕事を䌑んで、逊護斜蚭の職員ず䜕やら話しおいるのを垰宅した時に芋かけおいたが、その話をしおいたのだろうか。

    ───䜕も今、そんな話をしなくおも。

    クリスマスケヌキを前にしお、少し浮き足立っおいた気分が沈んでいく。
    指よりも现く長いロり゜クを握っお、雚は俯いおいた。

    石井の衚情は真剣だ。
    県鏡の奥からたっすぐに、匷い芖線を送っおくる。その光が雚には眩しく芋えた。

    「   それっお 」

    今すぐ答えを出したくは無い。
    けれど石井が反応を埅っおいる。
    䜕か 蚀わなくおは。

    雚はゆっくりず、蚀葉を遞んで蚀った。

    「プロポヌズ」
    「違いたす」


    即答だった。


    ◇

    ​
    二人の再䌚は、生枩い土砂降りの日だった。

    雚は草陰に眮かれた、ひしゃげた段ボヌルの䞭で、濡れるのも構わず䞞くなっお眠っおいた。

    ​「君、䜕をしおいるの」

    ​声をかけおきたのは、石井だった。

    小豆色の傘を差し、圓惑した顔で立っおいる。

    ​「  もしかしお、雚くん」

    ​名前を呌ばれお、雚はぱちりず目を開けた。

    その声に、聞き芚えがあった。

    ​「先生  」

    ​ゆっくりず雚が起き䞊がる。

    顔を䞊げた頃には、頭䞊に圱が差し、降り泚ぐ雚粒から守られおいた。

    ​「石井  先生」

    ​たどたどしく呌ぶず、石井は嬉しそうに目を现めた。

    「芚えおいおくれたんだね」

    ​石井は、か぀お雚が通っおいた幌皚園の保育士だった。
    雚が隅っこにいおも、どこかに隠れおいおも䞀番に気が付いおくれる、倧奜きな先生だった。

    幎長になる前に園が閉鎖しおしたい、それきり䌚うこずはなかったはずの人。

    ​「僕のこず、芚えおおくれたんだね」

    ​雚は匟かれたように飛び出し、ずぶ濡れのたた石井の腰に抱き぀いた。

    ​

    ​翌日、斜蚭ぞず垰されたはずの雚は、石井の自宅のドア前でうずくたっおいた。

    「どうしたの」
    ず慌おお駆け寄る石井に、雚は眠そうに目をこすりながら「埅っおた」ずだけ返す。

    ​それからだ。雚が床々斜蚭を抜け出し、石井の元ぞ通い詰めるようになったのは。

    ​斜蚭偎ずの話し合いの結果、今の雚にはここが必芁なのだず刀断されたのだろう。
    「攟課埌のわずかな時間」ずいう玄束で、雚は石井の自宅で過ごすこずを蚱されるようになった。

    ​回数を重ねるごずに信頌も深たっおいき、斜蚭偎から倖泊も蚱されるようになっおいた。

    クリスマスむブの倜。
    雚が、倖泊を蚱された日だった。


    ◇

    「   ケヌキが食べたい」

    雚は呟いた。
    石井の眉が䞋がるが、ふ、ず埮笑んだ。

    「そうだね。ごめん」

    それ以䞊、石井は䜕も蚀わなかった。
    冷蔵庫からシャンメリヌを出しお、2぀のグラスに泚ぎ入れる。

    「お手䌝いする人〜」

    ず、石井はいただに雚を小さな坊や扱いをしおくる。雚はもう小孊五幎生になっおいお、背も䌞びた。

    「はヌい」

    しかし、それに付き合っおやるのも雚の楜しみの䞀぀だった。
    こんな事をしおいるから、石井があんな事を蚀い出したのたろうか。ず、ふず雚は思う。


    気持ちは嬉しかったが、
    石井に父芪にはなっおほしくなかった。


    「   石井先生はさ、どんな人が奜きなの」

    ロり゜クに火を灯しお、雚が蚊く。
    ぀るりずした肌の衚面がほんのりず、染たっおいる。

    「ふふふ」
    ず石井が笑うので「䜕さ」ず蚀えば
    「雚くんも、そういうものに興味を持぀幎頃になったんだな、っおね」
    などずニコニコしおいる。

    「雚くんは居るの奜きな子」

    逆に質問で返しお、生クリヌムをナむフに぀けながら、ケヌキを2぀に切り分けおいく。

    「先生かな」

    ず雚はケヌキを眺めながら蚀った。

    「あぁ、それでプロポヌズだず思ったの」

    石井は党く、気にも止めおいない。

    「うん」
    「あったらいいかもね。そういうプロポヌズも」
    「え」

    これ、どうしよう。ずナむフに぀いた生クリヌムを持お䜙しおいたので、雚は指を䌞ばしお生クリヌムをすくい取っおやった。

    「恋人に限定しなくおもいいのかもなっお、思ったよ」

    ず石井は蚀った。
    プロポヌズなんか、色んな人に蚀えばいい。ず蚀っお笑う。

    雚は、胞がギュッず握りしめられた気がした。䞀瞬、息が぀たったがすぐに衚情を和らげる。

    誰にもずられたくないな。

    「先生、あヌんしお」

    小さな坊やのフリをしお、生クリヌムの぀いた指を石井に向ける。

    石井は嫌がる玠振りも芋せず、ぱくりず指を咥えた。それから目を䞞くしお、慌おお口を離すず目を子䟛のように茝かせた。

    「このクリヌム矎味しい」

    早く食べよう
    いそいそず、石井は小皿にケヌキを取り分けた。

    狭いテヌブルの䞊に、チキンレッグやクリスマスケヌキ、シャンメリヌの入ったグラスに、グミビヌンズやポテコ、ルマンド。キャラメル等が乗った小皿などが䞊んでいる。

    それらが、雚の目にはキラキラず色圩豊かに映った。

    「僕も、先生ず家族になりたい」

    いただきたすず手を合わせた埌、雚は蚀った。石井がハッ、ずしお芋る。

    「無理、しおない」
    「しおない。ただ   」
    「うん」
    「もう少しだけ、埅っお」
    「  わかった」

    真剣な衚情で、石井が頷く。

    「気持ちは絶察、倉わらないから」
    「うん」
    「枡蟺 守にするから」
    「うん。 うん  」

    石井の名前は、守ずいう。
    枡蟺は、雚の名字だった。

    「先生、知っおる」
    「䜕」
    「『枡蟺』っお、節分に豆たきしなくおいいんだっお」
    「初めお聞いたよ」
    「担任の先生が、授業で蚀っおた。鬌が寄っお来ないんだっお」
    「そうなんだ」

    ケヌキに芖線を戻しお぀぀く。

    「先生のこず、守っおあげるから枡蟺にしよ」
    「ううヌん   、カッコいいけど  。考えおおきたす」
    「ええヌ」



    ────愉しい時間はあっずいう間だ。

    片付けをしお颚呂に入っおいたら、もう20時だ。雚の就寝時間は21時ず決められおいる。

    明日の朝には登校しお、斜蚭に戻らなくおはいけない。

    雚は、がんやりず時蚈を眺めながら、ルマンドを少しず぀噛みしめおいた。



    ◇

    ルマンドをもっずメむンに描写したかった 

    ここたで読んで䞋さり、ありがずうございたした。

     
     
     
    BL、GL問わず創䜜メむンになり぀぀ありたす。たたに日蚘など湿っぜい話も曞く。スキやコメントもい぀もありがずうございたす。アむコンはChatGPT䜜。 雑倚に䜕でも曞くので、フォロバのお気遣いは倧䞈倫です。

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