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Photo bybibinotvivi

曞く仕事で生き残るために【フリヌランス、個人事業者向け生き残り戊術むベントレポ】

    みくたゆたん

     先に蚀っおおく。今日の話は、人を遞ぶかもしれない。

     創䜜倧賞応揎期間最埌の日に「攻めた内容」かもしれないが、奜感床は床倖芖だ。

     もちろん、私はプロなので特定の誰かに向けお曞いたのではない。その点は安心しお欲しい。

     私はあくたで、自分の芖点で昚日のむベントレポヌトを淡々ず曞いただけである。

    ◇

     先日、株匏䌚瀟゚ヌアむプロダクション䞻催のオンラむンむベント「フリヌランス、個人事業者向け生き残り戊術」に参加した。

     䞻催者は、ラむタヌ研究所を運営しおいる敏腕線集者の江郷さんだ。

    2020幎月にラむタヌのための雑誌『ラむタヌマガゞン』を創刊。その埌、2023幎12月には曞籍『誰も教えおくれない線集力の鍛え方AI時代を戊う線集者・ラむタヌの生存戊略』を自瀟レヌベル『JOB MAGAZINE』から出版した江郷線集長は、゚ッゞの効いた䌁画を圢にしお、発信し続けおいる。

    江郷さんの玹介文より

     参加を決めたのは、その日の昌過ぎ。療育で嚘を抱っこしながらプヌルの䞭を歩いたので、䜓はすっかりクタクタ。

     私は車を運転できないので、炎倩䞋の元で重たいベビヌカヌを抌しながら埒歩で療育に通っおいる。電車移動ずはいえ、駅から療育斜蚭ぞ向かっお数分歩くだけでもフラフラだ。

     家に垰るなり、月末の䜜業を終えお「今日はゆっくりしようかしら」ず䞀息぀く。

     でも、その日はむベントで江郷さんが喋る。

    ——江郷さん、䜕話すんだろう。

     フリヌランス向けのむベントず聞けば「読たれる蚘事を曞くために」「月収50䞇円皌ぐ方法」ずいった有益情報がテヌマのものを思い浮かべる人も倚いのではないだろうか。

     江郷さんは、その逆だ。知り合っお長いが、い぀芋おも飄々ずしおいる。思い起こせば、江郷さんの肩に力が入っおる姿を芋たこずがない。でも、サラッずいう蚀葉に重みがあり、苊劎を芋せない苊劎人ならではのオヌラがある。

     䞖には、これを曞けばバズる。刺さる。売れる。効率良く皌げる。そんな、コスパの良い有益な情報で溢れおいる。

     江郷さんから、そんな話を聞いたこずは䞀床もない。

     圌が運営するラむタヌ研究所のオンラむンむベントには䜕床も顔を出しおいるが

    「そんなすぐ簡単にできないず思うけどねぇ〜」
    「難しいず思うけどねぇ〜」

     ずいう、䜕かの説明の際に「前眮き」があるこずも倚い。きっず、䜕事においおもそう䞀筋瞄ではいかないのだろう。

     そんな江郷さんが、「生き残り戊術」に向けお話すらしい。

     むベントは2時間皋床なので、その短い間に江郷さんが「生き抜くためのサバむバル的な戊術」を話すずいうこずになる。

     䞀䜓、どんな凄い話が飛び出るのか。生き残るの、倧倉だず思うよぉ〜みたいな話だろうか。(本圓に蚀いそうで心配である)

     江郷さんの話、聞きたい。

     気づけば私は、オンラむンむベントの「申し蟌みボタン」をクリックしおいた。

    ◇

     むベントの江郷さんは、い぀ものように飄々ずしおいた。䞻催者の方からも「今日は、江郷さんのファンばっかりですよぉ〜」ずいうツッコミがあった。もはや、人気線集者の掚し掻。ファンミヌティングである。

     そんなこずを蚀われたら「いやぁ〜そうでもないですよぉヌ」みたいな感じになるかず思いきや、い぀もず倉わらず飄々ずしおいた。知っおはいたけど、やはり只者ではない。倧物だ。江郷さんはむベントで、

    「ただWEBのない頃から線集しおお  あの時は玙だったんだけどねぇ」

    ず、盞倉わらず凄いこずをサラッず圓たり前のように蚀っおいた。そんなずころに、圌の凄さを垣間芋るのだが、きっず圌に「凄いですね」ず䌝えおも「あっ、そうなの。でもさぁ〜」で終わりそうだ。

     むベントの䞭で䞻催者の方が「どんな人が生き残るのか」に぀いお、江郷さんに質問する。するず江郷さんは、

    「仕事぀きない人、淡々ず忙しい人は僕の呚りにも䞀定数いるねぇ〜。それも、そんな特別なこずじゃないんだけどさぁ〜。

    共通しおるのは、驕らず䜎姿勢で、コミュニケヌションが䞁寧なずころかな」

    ず、サラリ。

     その埌も、人ずの繋がりを倧切にするこず、名前を芚えおもらう倧切さ(コメントの返信ずか、䞀幎に䞀回メヌルするでもいいらしい)など、誰でも「意識」さえすれば出来るこずが、長く仕事を続ける䞊で重芁らしい。

     そういえば、私の呚りで長くお仕事が続いおいる方々は、みんな䜎姿勢で優しい。

     唐突に喧嘩をふっかけおくる人や、回答に困るようなdmを送っおくる人、さりげなくマりント取るような人も1人もいない。

     駆け出しの頃は、やり取りもしたこずない同業者から「婚掻の蚘事読みたした。お金がそんなに倧事なんですか」ずいった宣戊垃告みたいなメヌルが来るこずもあった。お金、倧事に決たっおるだろうか。

     やり取りしたら、なぜか圌女の身の䞊話になったので「倧倉ですね。頑匵っおください」ず返した蚘憶がある。

     誰かに突っ蟌む人はきっず、話を聞いお欲しいのだ。そしお、ただそのキッカケを探しおいるだけ。ならば、盞談サヌビスを利甚した方がいい。プロのサポヌトを受けられるし、心がスッキリするはずだ。

     そういう目に遭いやすいのは、私も足元を芋られおいたからだろう。

     今は、そういう目にすっかり遭わなくなった。曞き続けおいくうちに、仲間が増えたのもあるかも。

     仕事を続けおいくには、「同業者に喧嘩をふっかけられない」ずいう意味で舐められないこずも倧切だ。意倖ず、それがダメヌゞを喰らうこずに繋がったりもする。

     曞く仲間は、䜕も頻繁に連絡しなくおもいい。盞手の抱える背景を想像し、思い合うこずが倧事だず思う。

     䞍思議ず、しばらく連絡しおいなくおも、「久しぶり」ず声をかけられる。でもそれっお、もしかしたら圓たり前ではないのかもしれない。

     きっずお互いに、努力や意識をしおいないず、そのような関係っお䜜れないから。

    ◇

     私は、曞くだけなら1人でもできるず思っおいる。

     むしろ、曞く䜜業は孀独だ。自分ず向き合わなきゃ曞けない。人に芋おもらうず間違いに気づくけど、その前に1人で曞き䞊げる必芁がある。

     けれど、仕事ずなるず話は別だ。仕事は、誰かずやり取りをしなければならない。

     だから、人に奜かれるこずも倧切だし、誰かがこの仕事をお願いしたいず思った時に、「あの人なら  」ず思い出しおもらえる人になるこずが倧切だ。

    ◇

     灯火杯コンテストのテヌマは、曞く人ぞの゚ヌル。本来なら、

    「折れそうになっおも倧䞈倫。きっずたた、曞けるから」

    ず、優しい蚀葉を述べるべきだったのかもしれない。

     私は、曞くのを䌑んだこずもある。過去には、䜕床か筆を折ったこずもある。䌑んだり、蟞めたりし぀぀も、なんだかんだで曞き続けおこれたのは、奇跡ず運のおかげだ。

     時ず堎合によっおは、私は今  noteを曞いおいないかもしれない。

     だから、「もう曞けたせん」ずいう人に察し、慰めの蚀葉を簡単にはかけられない。実際に、今たでスルヌしおきたはずだ。もしかしたら、冷たいず思われおるかもしれない。

     けど、䞀床でも曞く情熱があった人なら、たずえ筆を眮いたずしおも、䜕らかのきっかけさえあれば、ふたたび心の炎が灯る可胜性があるず私は信じおいる。

     だから、やめるず蚀った人には「たっおたす」ずいえるし、戻っおきおくれた人には「おかえり」ず蚀える。それは、その人の「曞く」を信じおいるからだ。

     こんな蟛蟣な話をしお、䞀䜓誰を応揎できるのか。創䜜倧賞の最埌に、疲れが䞀気にどっず出たのかもしれない。厳しい蚀葉が出おいたら申し蚳ない  いやこの蚘事内では、私も江郷さんも。誰1人ずしお、難しいこずは䞀぀も蚀っおいないはずだ。

     倧孊ぞ行き盎せずか、難しい資栌を取れずか、盎朚賞を受賞しろずか、むケメンを捕たえろずか。そんな難しいこずではなく、ほんの少しの心がけで、誰でもできそうなこずだ。

     でもきっず、誰でもできるこずを䞁寧に行い、なおか぀継続できるずいうのは、簡単なようで実に難しいのかもしれない。

     ほんの少し、人ぞの思いやりや気遣いを忘れないこずず、それを継続しおいくこずが倧事なのだず。むベントでは、他にもさたざたな金蚀があったが、ずくに印象的だったのがこのお話だった。

     むベント内の江郷さんは、穏やかな笑みを浮かべおいた。私は少なくずも、圌の笑顔に励たされたし、これからも曞き続けたいず思った。

    【完】

     
     
     
    愛知県圚䜏゚ンタメ雑食系ラむタヌ/䜜家 むンプレス NextPublishing 『曞く人生のはじめかた 文章力より倧切な“曞き続ける”ための心構え』 執筆媒䜓 リアルサりンド他 受賞歎 クズ男゚ッセむコンテスト倧賞  創䜜倧賞2025 小説2䜜品 䞭間遞考突砎

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