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「持ってくるおやつは、300円までだよ!」

学校の先生に言われるたび、ドキドキしていました。

300円…ちょうどぴったり使いたい。
でも、税込みなのか税抜きなのか。

先生によって解釈が違うんです、これが。
「税込みで300円以内!」という先生もいれば、「税抜きでいいよ」という先生もいて。

友だちと「となりのクラスはずるい」「うちはダメだって」と文句を言い合ったこともありました。

ちなみに令和の子どもたちのおやつ事情、まだ調べていないのですが…
もしや、400円くらい?
いやいや、500円だったりして。

物価もどんどん上がっているし、400円くらいにはなっていそうな気がします。(でないとおやつもほとんど買えないもの)

さて。
この一見どうでもいい話、NVCの視点から見ると少し面白くて。

「300円ルール」は、先生にとって満たしたいニーズがたくさん詰まっているんです。

例えば、「ルールの中で選ぶ経験をしてほしい」という自立のニーズ。
「みんなが同じ条件で楽しめるように」という公平性のニーズ。

一方で、子どもたちが満たせるニーズは「好きなものを選ぶ」という自由のニーズ。
「友だちと交換できるものをいかに選ぶか?」という刺激のニーズ。
「損したくない」という、意識を向けることのニーズ。

どちらが正しいとか、間違いとかではなくて。
みんな、自分のニーズを満たすために、工夫して楽しんでいたかもしれません。

そういえば、ひとつ思い出したこと。

私は内容量の少ない貴重なお菓子を交換に出したのに、相手はたくさん入ってる、グミみたいな小さなお菓子を一個だけくれたことがあって。
当時、実はちょっとだけモヤモヤしたんです。

でも今思えば、私にもその子にも、何かニーズがあったのだと思います。

私は「公平性」のニーズが満たせなくてモヤモヤ。
その子は、「よりたくさんの友だちと交換する」という「効率性」のニーズを満たしたくて、1個だけにしたのかも。

モヤモヤした気持ちが、ニーズを見つけたら少しだけ柔らかくなりました。

300円が、今は400円、500円になっているかもしれないけれど。

数字は変わっても、一人一人が「ニーズ」を満たそうとする思いは変わらないのかもしれないな、と思ったりしています。

みなさんの、遠足の思い出はどんなものでしょうか♡


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