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19歳で「愛猫の安楽死」を選んだ日

    写真に写っているのは、
    うちの最初に飼った猫、メルちゃん。

    物心がついた時から一緒に育ってきた。

    メルちゃんが亡くなったのは
    私が19歳のときだった。


    その年の5月、メルちゃんは急性腎不全になり、
    発覚した時には片方の腎臓が小さくなり機能していなかった。

    「もしかしたら…」と覚悟した夜もあって
    猫トイレの上で寝るメルちゃんを
    見守るように私も猫トイレの傍で寝た。

    その想いが伝わったのか
    なんとか一命を取り留めてくれた。

    腎臓の数値も少しずつ落ち着いてきて、

    「よかった、まだ一緒にいられる」

    とほっとしていた矢先のことだった。


    口の中に、癌が見つかった。

    扁平上皮癌。体のさまざまな部位に発生するがんで、メルちゃんの場合は口腔内にできていた。
    進行が早く、1〜3ヶ月で広範囲に広がることもある癌だと聞いた。

    病院に連れて行ってから安楽死まで、
    わずか1ヶ月ちょっと。

    あの日々のことを、
    今でもうまく整理できないでいる。

    メルちゃんは賢くて、
    毎晩必ず私の隣で寝てくれる子だった。

    物心がついた頃からずっと一緒にいた、
    家族そのものだった。

    布団に入ると気づいたようにやってきて、
    そっと体を寄せてくる。

    その温かさが当たり前すぎて、
    失うことなんて考えたくもなかった。

    でも、ある日からご飯を食べなくなった…。

    身体はまだ元気なのに…。


    口が痛くて食べられないのだと分かっていた。

    それでも何か食べてほしくて、
    柔らかいものを試して、流動食を試して。

    それでも、メルちゃんはあまり食べなかった。

    19歳の私には、あまりにも重すぎる決断だった。

    それでも、この子のために選んだ。

    安楽死をした日、私はずっと泣いていた。

    これでよかったのか、なんて考えても意味がない。

    でも考えてしまう。

    泣きながら、それでも

    「ありがとう、メルちゃん」

    とだけ思っていた。

    14年間、毎日隣にいてくれてありがとう。


    あの日のことを思い出して、
    書きながら また泣いてしまいました。

    もうきっと大丈夫であろうと思っても
    一緒に過ごしてくれた日々を思い出すと
    涙が零れる…

    「本当に貴重な存在だったんだな」
    と改めて気づく。

    日々の当たり前な生活が
    いかに大切か、いかに尊いかを
    教えられました。

    メルちゃんと出逢えたことは
    私は一生忘れることはないだろう

    まだ元気に過ごしてるかな…。

     
     
    20代🚺これまでの経験談✍詳しくはプロフィールを!話題ごとに【マガジン】にまとめています⤵︎ ︎ Amazonアフィリエイト体験中です♪

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