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Photo byhip_quail8103

『小5で不登校になった長男。今は中3』


    小5で不登校になった長男。今は中3。 長男が不登校になったのは、小学5年生。

    それまでも4年生の頃から、泣いて行き渋ることはありました。

    でも、5年生の5月末。

    宿題をしながら泣く日が続くようになりました。

    「どうしたん?何がつらいん?何か学校であった?」

    そう聞いても、「何もない…。」と言うだけ。

    でも、「地球温暖化や、世界で起きている戦争とか、いろんなことが不安になる。」と話してくれました。

    戦争については、私たちにはどうすることもできない。

    でも、地球温暖化は、一人ひとりにできることがある。

    だから長男と一緒に、「今できること」を考えました。

    それでも不安は消えず、泣く日が続きました。

    心療内科では、「うつ状態ですね…。」と言われ、しばらく学校を休むことになりました。

    だんだん泣くことは減り、不安な言葉も少なくなりました。

    でも、以前のように学校へ行けるようにはなりませんでした。

    放課後になると友達が何人も遊びに来て、その時は楽しそうに過ごしていました。

    その姿を見るたびに、「何で学校には行けないんだろう?」と、私は何度も思いました。

    学校行事には参加できる日もありました。

    6年生になると、午後から登校したり、好きな給食の日だけ行ったり…。

    そんな長男のペースで、小学校を卒業しました。

    中学生になれば変わるかもしれない。

    そんな期待もありました。

    でも、中1になっても朝から学校へ行ける日は多くありませんでした。

    週に1回行けるかどうか。

    午後から行ける日もあれば、まったく行けない週もありました。

    そんな長男が変わり始めたのは、中2の二学期の職場体験でした。

    子どもが大好きな長男は、保育所を希望しました。

    たった2日間の職場体験だったけど、長男にとっては大きな転機になりました。

    子どもたちの人気者になって、お別れの日には、

    「お兄ちゃん、また来てくれる?」

    そう何人もの子どもたちが言ってくれたそうです。

    「すごく楽しかった。みんな可愛かった。でも、めっちゃ大変だった。保育士さんってすごい!」

    そう話す長男の顔は、本当にキラキラしていました。

    職場体験が終わってから、少しずつ学校へ向かう日が増えていきました。

    週に2日、朝から学校へ行けるようになりました。

    もちろん、行けない日もありました。

    それでも、長男なりに前へ進んでいました。

    中2はそんなペースで終わり、そして中3。

    クラスのメンバーも変わり、最初の1週間は頑張って学校へ行っていました。

    私は、「このまま、もっと行ける日が増えるかもしれない。」

    そんな期待をしてしまいました。

    でも、次の週からは、やっぱり行けたり行けなかったり…。

    そして5月末ごろから、また足が止まってしまいました。

    「行きたい気持ちはあるのに、足がすくむ…。」

    泣きそうな顔で、長男は気持ちを話してくれました。

    私も胸が苦しくなって、泣きそうになりました。

    こんなに頑張って、行こうとしているのに、それでも行けないんだ…。

    「無理しなくていいよ。行こうとしたことがすごいよ。今はきっと、休憩する時なんだよ。」

    そう伝えました。

    進んだと思ったら、また止まって、戻ったり…。

    そんな毎日だけど、休んでいる日は家で勉強を頑張っています。

    「全日制に行きたい!高校になったら、部活も入りたくないな。」

    そんな話もしてくれるようになりました。

    なかなか思うように進めないかもしれません。

    でも、私は長男のペースを信じて、横に並んで応援していこうと思っています。

    道は一つじゃない。

    今、こうして悩んでいることも、決して無駄ではないと思うから。

    少しずつでも、自分のペースで前に進んでいけたら、それでいい。

    私はそう思っています。

     
     
    3人の子どもの母。 子育てと日常の中で、 「しんどいだけじゃなかった気持ち」を書いています。 疲れる日もある。 でも、ちゃんと大切にしたい。 そんな気持ちに共感してくれる人へ。

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