
「意味をつくる人が、生き残る。」– 新卒フリーランス5年目が見つけた“人生を編集する”武器
わたしは新卒を2ヶ月でやめて、フリーランスになった。気づけば明日でフリーランス5年生になる。
「新卒フリーランス?!わたしには目指せません」
「みほさんの行動力、真似できません…」
「やっぱり、挑戦心バグってますね」
そんなことを言っていただけるけど、自分ではスキルなし・キャリアなしの状態で、フリーランスになれるとは思っていなかったから、これまで1日10件営業をかけたり、やりたいことは無償で案件を引き受けたりしてきた。
▼これまでのキャリアはこちら
だけど、自分のことは客観的には見れないから、「どの部分がバグっているだろう?」と腑に落ちていなかった。
26歳新卒フリーランスの行動力、やっぱりバグってた
そしたら先日、自分の鏡みたいなひとつ下・26歳の新卒フリーランスの髙田 理世さん(以下:高田さん)に出会った。

地元の福岡を拠点に、ファシリテーターやイベント運営、コミュニティマネージャーとして数々のプロジェクト運営に携わっているとのこと。職種もやっていることもわたしそっくりだ。
高田さんが自己紹介を始めるやいなや、「やっぱり新卒フリーランス、行動力が桁違いだ」と感じた。
学生時代に地方で開催された九州をひとつの島として捉え、地域づくりや人の往来を加速させることを目指すイベント「ONE KYUSYU サミット」。あるとき、「高田さんも参加しないか?」とお話をいただきました。
ただ“参加するだけではもったいないと思ったから”「ボランティアできませんか?」と実行委員の方に直談判したんです。
でもボランティアは受け入れてないからと断られて。それでも参加するだけでは嫌だったので、誰よりもストーリーズでその時の様子をUPし続けました。ミシン目になってましたね(笑)
そしたら運営の方が目にかけてくれて、「直接お話しできないか?」と連絡をくれたんです。投稿の仕方も運営視点になってUPしてみたので、実行委員の方が来年からONE KYUSYU サミットの実行委員にならないか?とお話をいただいて。今実行員になって4年目になり、行政の方々と日々お仕事をしています。
この30秒の自己紹介に彼女の行動力のバグり具合が詰まっていると感じた。
まず、地方で開催されたイベントに足を運ぶだけでもえらいのに、ただ参加するだけではもったいないと感じて、ボランティアできませんか?と運営に直接連絡?その後、断られても自分視点で運営が助かるポイントを意識して、できることをやってみた?当時22歳の学生だよね?それは、実行委員として声かけられるよ…
でもキャリアなし・スキルなし・つながりなしの状態で新卒フリーランスになるって、そのくらい行動力がバグってないとなれないよなと思った。
この5年間、フリーランスに挑戦する人をたくさん見てきた。
キャリアアップスクールに20万以上のお金を払って、スキルを身につけて…わたしもそのルートで独立したけど、フリーランスで生き残れる人は体感2%程ではないかと思う。
ライターの実技試験をクリアしました! https://t.co/e5RTr8tpyg
— みほ@コミュニケーションデザイナー (@bh1ly) July 11, 2021
SheLikes卒業できます!96点嬉しい☺️
添削してくださった講師の方々ありがとうございました!
大金を払ったって、本業を辞めて時間をつくったってなれない人は一生なれないと感じた。
これはわたしすごいでしょ!?と言っているわけではなく、最近はキャリア相談にも乗る中で、どんな要素があればフリーランスとして稼ぎ続けられるのかを考えていた。
▼まず、わたしが尊敬しているフリーランスの先輩・仲間の投稿を見てほしい。
13年前、ちょっと弱っていたときに、怪しい2万円くらいの情報商材を買って、そこにWordpressでブログをやるといい、というしょうもないアドバイスが書いてあって、それを真面目にやったのが、いまのキャリアにつながっている。…
— 池田 星太|マネー系ライター&編集者 (@nobolweb) May 29, 2025
その時はちょうど最初の独立をしたタイミングで、無職、貯金ゼロで本当にお金がなくて、友人は大企業で輝いて見えて、一番苦しい時期だった。飲みに行こうという誘いを必死に断っていたのが懐かしい。…
— 池田 星太|マネー系ライター&編集者 (@nobolweb) May 29, 2025
【お金よりも大事なのは、覚悟だ】
— 中村洋太 (@yota1029) May 16, 2024
今読み返しても心震える、「そのときにしか書けない文章」がある。
それは、ぼくがフリーランスになって2ヶ月目、早くもその大変さを痛感し、現実を思い知らされたときのものだ。…
彼らに共通するのは
自分の問いに正直であろうとする姿勢(迷いながらも前進する)
「なんとなく得意」「なんとなく興味があったもの」を「意図して磨く力」
色々あると思うけど、
生き残るフリーランスは、物事に「意味を持たせる力」がすごい
何かに“意味を持たせる”力は、単なる「ポジティブ思考」とは違って、
ただ辛かった出来事に蓋をするのではなく、
その出来事を“経験”として、自分の物語に組み込んでいくこと。
自分のキャリアにおける過去や、目の前の事実に揺れる感情、仕事との葛藤を向き合って言語化していると思った。
意味づけする力がある人の強さは、
困難から学びを抽出できる
出会いや出来事の“背景”を見ようとできる
自分の選択に責任を持てる(=他責にしない)
つまり、「人生を編集する力」にもつながると思う。
フリーランスにとっての“編集力”は、AI時代の生存戦略
フリーランスは、毎日が不確実な連続。誰も安定した未来なんて保証してくれない。
案件が飛んだ
クライアントが給料を振り込んでくれない
発信しても反応が薄い
方向性が定まらない
そんなときに、「これは“ただの失敗”ではなく、次の糧だ」って自分で意味づけを変換できる力がある人は、必ず前に進めるんだと思う。
AIでライターやデザイナーを含むクリエイターの生存戦略が問われるけど、AIがいてもいなくても生き残る人はどの時代でも生き残る。
ー生き残る人は、ガッツがあって、体力にも自信があるような強い人じゃない。
ーこれまでの人生が上手くいった人でもない。
目の前のことに、自分なりの意味を見出して、何度でも立ち上がる人だと思う。
フリーランス5年目。
これからも、意味をつくりながら、問い続けながら、歩いていこうと思う。
