実母 No.1
子供の頃の母はひどい喘息持ちでした
父曰く結婚しない方がいいと
医師に言われたそうです
なぜ結婚したのか?です
聞いていません
母方の両親と
叔母の家族と
叔父の家族と
敷地内に4家族が長屋のような形で住んでいました
おそらく父は自分の家が持ちたかったのだと思います
長屋のような暮らしから逃れたかったのでしょう
引っ越しをしてからは
もちろん周りに知り合いもなく
友達もない状態でしたが
幼稚園に入るようになり
私も生活に馴染んできました
母はその頃から
喘息の発作も度々繰り返し
病院通いばかりでした
それは5歳のとき
真夜中に起こされて
母の具合が悪いから病院へつれていく
私は小さいから言ってみれば足手まといになる
今なら立派な虐待になるが
当時はそんなこともなく
すぐに帰ってくるから
一人で留守番するように言われた
真夜中に一人で留守番という恐怖
私は怖くて怖くて耐えきれなくなり
夜中に大声で泣き叫んだ
誰もいない
その時の恐怖は
今でも忘れられない
幼稚園の時にヤマハ音楽教室が入っていて
言われるがままに習い始めた
これが私が音楽にふれあった最初です
小学校低学年までは
それなりに普通の暮らしでした
母も家で洋裁など出きるまでに回復していました
高学年になる頃には
母はかなり元気になりました
ここからが生活が変わってきました
元気になった母は
派手でお金使いが荒く
人と比べては新しいものを買いまくりました
そしてパートに出始めました
中学になる頃に
やはり母の見栄で
私は私立のお嬢様学校に入れられました
最初は楽しかったけれど
だんだん周りの人との身分の違いを感じました
お金の使い方や感覚が違うのです
そして中学二年の時
母は住み込みで働きたいと言い出し
父ともめにもめて大喧嘩になり
そのまま家を出ていった
