
「未来への約束――シエルの夢」
アンとシエルは手を繋ぎながら「ラルク先生、ありがとう!!」と声をそろえて帰り道を歩き出しました。
ラルク先生はシエルに「シエル!!ちゃんと本当のことを言わないといけないぞ!!」と諭します。シエルは「はーーーーーーい!!」と大きな声で返事し、元気に手を振りました。
その後、シエルはアンに「僕、本当は公園でチョコレートを拾って食べていたんだ。怒られると思って言えなかったんだ、ごめんね」と打ち明けます。
アンは優しく「大丈夫だよ。本当に元気になってよかった。今度からはちゃんと本当のことを言うんだよ」と声をかけました。シエルは泣き笑いの表情で「うん、わかった、ありがとう!!」と答えます。
翌日、学校へ向かう道。いつものように校門に着くと、シエルは決意に満ちた声で言いました。
「アン!!僕はラルク先生のような立派なお医者さんになる!!僕、頑張るからね!!」
その背中に、アンは力いっぱい「頑張ってね!!!!!!」と声をかけます。
一人の素晴らしいお医者さまが生まれるのは、まだ少し先の未来のお話――。