
幸せになれない命を増やさないために。三重県動物愛護推進センター「あすまいる」
※このnoteはみえーる2023年7月号の内容を再構成したものです。
※情報は取材時のものです。
ペットにはあなたがすべて
コロナ禍のステイホームで、ペットを飼う人が増えました。
多くは「家族と同じかけがえのない存在で、大切に扱うのは当たり前」と感じているでしょう。
一方で、人間の身勝手な都合や経済的理由で飼育放棄が増えている現実もあります。
この問題について、私たちがどう向き合うべきか考えてみませんか?
三重県動物愛護推進センター、愛称『あすまいる』は、イヌやネコの殺処分ゼロを目指して2017年に開設されました。

県内の各保健所に収容されたイヌ、ネコが幸せな未来を送れるよう、大切に育ててくれる新しい飼い主へ譲渡しています。
22年度はやむを得ず殺処分されたイヌ・ネコの数がゼロとなりました。


飼う前に\しっかり/考えよう
イヌやネコが好きな人、嫌いな人は全体から見れば少数派です。
多くの人は中立的な立場。
しかし周囲のことを考えずに飼うと対立が生まれ、人も動物も不幸になります。
例えば、エサは家で与えるが、自由に外へ出られる飼い方をしていると、他人の庭でフンをしたり、車にひかれたりしてしまうこともあるかもしれません。
同センターの佐々木友美所長(獣医師)は
「生き物を飼うには、命を預かる自覚と覚悟が必要」とした上で、
「最期まで飼いきるための責任について考え続けることが大切です」と話していました。

譲渡の主な条件
三重県内在住(※追記)
同居家族全員の同意
ペット飼育可の住居に住んでいる
完全室内飼育(ネコのみ)
不妊・去勢手術の実施 など
※追記 :令和6年度、県外居住者への譲渡も可能とするよう『原則、三重県内居住』と改められています。
譲渡成立までの流れ
①迎え入れたいイヌ、ネコを伝える
②譲渡について説明を受け、申し込み
③飼育環境を整え、飼育(トライアル)
④手数料を支払い、譲渡成立
・譲渡以降、保健所の職員が飼育状況の確認(方法、回数は場合により異なる)
新しい飼い主さんにお会いしました

譲渡のイヌを迎えに来た津崎さん夫妻。
「お迎えするのはこの子で3回目です。保護犬たちが来てから家族の会話が増えました」
と、ペットのいる幸せな時間を話していました。
「あすまいる」では、動物愛護の取り組みやイヌ・ネコのお世話のため、寄附を募っています
寄付の方法は下記の通り。詳細はホームページでご確認ください。
ふるさと応援寄附金
「さとふる」または「ふるさとチョイス」から寄附が可能で、犬猫の飼養管理費や治療費に活用されます。
Amazon「ほしいものリスト」
イヌやネコが快適に過ごすためのフード、おやつ、おもちゃなどの物品を募集しています。
ご持参もしくは宅配での物品寄附
未使用のフード、ペットシーツ、タオルケット(中綿なし)などを活用させていただきます。
『さくらねこ』をご存知ですか?
飼い主のいない猫に不妊手術を実施することで繁殖を防止し、「地域猫」や「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関する苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。

手術したネコは、目印として片方の耳の一部をカットします。
三重県はどうぶつ基金とも連携し、この活動を推進しています。
三重県動物愛護推進センター あすまいる

津市森町2438-2
☎059-253-1238
開館時間 9:30~16:30
休館日 水曜・土曜(祝日を除く)
祝日の翌平日、年末年始
※画像、テキストの無断転載、二次利用はご遠慮ください。