
【エッセイ】朝、カーテンを開けたら、今日も幸せだった
朝、カーテンを開ける。
うん、今日はめっちゃ天気がいい。
それだけで、なんだか幸せな気持ちになる。
顔を洗って、こないだ"しまむら”で買った、
お気に入りの部屋着を着る。
今日は洗濯物が少ない。
ラッキーって思う。
そういえば、お気に入りのクッキーが棚にあったはず…
棚を探す…
あった!
せっかくだから、大好きな”はちみつ紅茶”でも入れようかな。
ふとスマホの通知が来る。
昨日書いたnoteの記事に“スキ”をもらえた!
嬉しい。
夕方まで一人でゆっくりできる。
今日は何をしようかな…
あ!こないだのあの内容、noteにまとめよう。
そろそろ夕飯の支度をしよう。
料理はあまり得意じゃないけど、
YouTubeでお気に入りのチャンネルを聞きながらだと、はかどる。
娘が学校から帰ってきた。
楽しそうに学校の話を聞かせてくれる。
こっちまで楽しい気分になる。
夫が帰ってきて、家族みんなで食卓を囲む。
今日の煮物は少し味つけが濃いかったかな?
でも、みんな完食してくれたから、まぁいっか。
お風呂は古くて狭いけど、
あったかい。
すっきりする。
夜は夫と一緒に、Netflixを観る。
どれ観ようか?
今日は、昨日の続きにしよう。
夫婦の楽しみの時間。
もうこんな時間!?
片付けをして寝室に向かう。
夫はいつも先に寝る。
夫のいびきを子守歌に私も寝る。
宝くじが当たったとか、
ボーナスが3桁もらえるとか、
Xのフォロワーが突然1万人になったとか、
特別なことなんて、何もない。
毎日生きてると、しんどいこと、辛いこと、嫌なこと、面倒くさいこと、
…色々ある。
家族みんなが健康でいること。元気に毎日過ごしていること。
普通の日常こそ、幸せ。
昨年、夫が病気になった。
大切な人がいなくなるかもしれない…
そう思った瞬間、胸の奥が冷たくなった。
人はいつか死ぬ。
当たり前のことなのに、その時はじめて実感した。
それからだ。
日常の小さな幸せが、前よりずっと輝いて見えるようになったのは。
普通に生きていること。
大切な人がそばにいること。
それだけで、もう十分すぎるほど幸せなんだと気づいた。
“普通”は、“奇跡”だと思う。
日常の幸せに、ありがとう。
明日もまた、カーテンを開けて、
今日と同じように小さな幸せを見つけたい。