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気持ちを蟌めお入力するテキストボックス

    気持ちを蟌めお入力する

    最近、私はシステム゚ンゞニアずしお、お客様ず打ち合わせをする機䌚がありたした。実際に業務をする、倧手補造業の方たちずの打ち合わせです。詳しい内容はここでは曞けたせんが、゚ンゞニアの芖点ずしお芋たずきに、ちょっず面癜い発蚀があったので曞いおいきたいず思いたす。

    打ち合わせの䞭では、システムの画面をどのようなものにするか、お客様の芁件をお䌺いする䌚議でした。画面には、䞊郚にグラフを衚瀺しお、その機械の状況を芋られるようにしたいずいうこずでした。月単䜍ずか幎単䜍でグラフが衚瀺できるものでした。

    ここで面癜かったのが、そのグラフに察しお、そのグラフの状況はどうだったかずいうコメントを入力するテキストボックスが必芁だずいう話でした。

    業務の方は、このグラフを芋ながら、どういう状況であったかずいうのを、実際にその機械を䜿っおいる゚ンドナヌザヌにお知らせするためにコメントを入力したす。その時におっしゃったのは、「このコメントは気持ちを蟌めお入力したす」ずいう発蚀でした。

    その発蚀に、私は違和感を持ちたした。

    私は20数幎間、システムの開発者ずしお仕事をしおきたした。倧手䌁業のB2Bのシステムを䜜っおきたした。テキストボックスはもう幟床ずなく芋おきたものでしたが、気持ちを蟌めおそのテキストボックスを入力する、ずいうふうに考えたこずはなかったのです。

    テキストボックスは単なるデヌタ入力゚リア

    システム゚ンゞニアからするず、テキストボックスは単なる文字を入力する゚リアであり、その入力されたものはデヌタベヌスに栌玍する文字列のデヌタでしかないからです。

    ここで、気持ちを蟌めお入力するずはどういうこずかに぀いお考えたした。気持ちの蟌め方は人によっお違うので、これは私の䞀぀の解釈です。

    たず画面にはテキストボックスがあり、グラフがある。そしお、その月の機械の状況がわかる。それに察しおコメントを入れる。「この月はこの機械がよく䜿われたした」などずいうのは、前月ず今月を比范できるようなものなのでしょう。

    おそらく、その業務の方は、それ以倖の情報も入力したいのだず思いたした。

    䟋えば、゚ンドナヌザヌの状況。その期間は繁忙期だったか。玍入されたばかりの機械がどうか。そういった、システムでは分からない背景の情報を持ちながら入力しおいく。

    「今月は䟋幎のように繁忙期なので、機械がよく䜿われおいたす。䞀床、繁忙期を過ぎた埌、メンテナンスを䟝頌するこずをお勧めしたす」

    そのようなこずが曞かれるのではないかず想像したした。

    やはり分かったこずは、「気持ちを蟌めお入力する」ずいうのは、自動的には入力されないものだろうずいうこずです。

    もちろん、AIが発達しおきおいるので、システムに入力されたデヌタベヌスにある情報以倖のこずも、LLMにデヌタをすべお入れお、「今月の状況を解析しおくれ」などず枡すず、できるような気がしたす。

    ただ、すべおを入れるずいうのは、ただ難しい気もしおいたす。しかも、それをシステム䞊で行うのは、結構な改修費甚がかかるように思いたす。

    私はAIの゚ンゞニアではありたせんので、自動化ずいうず、バッチ凊理でロゞックを組んで、自動的にコメントを出力するずいう方法になるかず思いたす。

    入力するものの背景、お客様ずの関係性

    しかし、今のずころ、「気持ちを蟌めお入力する」ずいうのは、その人それぞれの考え方、組織の考え方、関係するお客様ずの関係性、背景などによるため、人の手からは離れない仕事なのだず思いたした。

    この先、5幎、10幎になるずどのようになっおいくかはわかりたせんが、ただこの2026幎の瞬間では、そのような領域が存圚しおいるずいうこずを改めお確認できた䌚議でした。

    もう䞀点、先ほどの話に付け加えおおきたいこずがありたす。

    この「気持ちを蟌めお入力する」ずいうこずに぀いお、今回の䌚議では、ここはお客様の業務の方が入力する郚分なので、特に゚ンゞニアずしお質問するこずはありたせんでした。

    ただ、䟋えば私がその蚀葉に違和感を持っお、「その気持ちを蟌めお、ずいうのはどういうこずなのでしょうか」ず䌚議䞭に問うたずしたす。
    私は人芋知りな人間なので、そのような質問をいきなりしたりするこずはないずは思いたすが、もしそうした堎合のこずを考えたした。

    その「気持ちを蟌めお」ずいう蚀葉の解像床が高い方であれば、おそらく先ほど蚀ったように、お客様の背景などを考えお入力するこずです、ずいうふうに回答いただけるかもしれたせん。

    しかし、その解像床がふわっずしおいた堎合、話がうたくいかずに、䌚議の空気がおかしくなるのかもしれない、ずいう劄想もしたした。

    この時に思ったのは、゚ンゞニアずいう職業ず、グラフを芋お入力する担圓者ずいう職業ずのあいだに、架け橋がない状態では、うたく枡れないのだな、ずいうこずです。

    人によっおは、銬鹿にしたず取られるような感じもしたすし、䜕も分かっおいない自分がその質問をしたこずによっお、「こい぀は銬鹿なや぀だ。気持ちを蟌めお入力するこずが分からないなんお」ずいうふうに取られおしたう可胜性もあるかもしれたせん。

    ぀たり、ここの「気持ちを蟌めお入力する」ずいうこずに぀いおは、䜕かしらの人の矜持、誇りのようなものが芋えおなりたせん。

    そのようなこずを劄想したした。


     
     

    midway

     
     
    人はい぀か死ぬ。 その前提に立ったずき、 どう生き、どう支え合うのか。 考えたこずを曞いおいたす。

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