
みんな、何かを借りて生きている
あなたには、
お決まりのスタイルってありますか。
私には、ありました。
マックはダブルチーズバーガー。
コーヒーはスタバ。
ラーメンはしょうゆ。
「私」といえばこれ。
トレードマークみたいなもの。
それは、人付き合いにもあって。
誘われたら断らない。
(断るのは相手に失礼だから)
上辺の付き合いに留めておく。
(人は信用できないから)
人に物をもらったら即座にお返しをする。
(借りを作らないことが対等でいられるから)
それが、これまでの私のスタイルでした。
「私って、こういう人間なんだ」
ずっと、自分で選んだスタイルだと思っていた。
でも、あるとき気づきました。
私の場合は、
家族から借りてきたものだった。
母や祖母がしていたことを、
いつの間にか真似していた。
親や祖父母から教わった
「常識」や「人付き合いのスタイル」を、
自分のものとして使っていたんです。
そう気づいてから、
「これは本当に、私のスタイルなんだろうか」
と考えるようになりました。
そして少しずつ、
人との関わりの中で試し、学びながら、
「もらったものは、急いで返さなくてもいい」
「誘いを断ることが、失礼とは限らない」
「人との距離感は、人によって違っていい」
そんなふうに、
自分に合う形へと変えていくようになりました。
でも、ふと振り返ると、
私たちってもっと広い意味で、
いろんなものを借りながら生きてるんですよね。
誰かの言葉。
価値観。
働き方。
人との距離の取り方。
「こうするのが普通」という常識も。
きっと、全部自分で生み出したわけじゃなくて、
誰かのやっていること、考え方を、
少しずつ借りながら、変形させながら取り入れている。
私が使っている“ちょうどいい”という概念も、
東洋思想の「中庸」という考え方を借りて育ってきたものです。
ふと、『借りぐらしのアリエッティ』を思い出しました。
借りることは、悪いことじゃないと思う。
借りたものを、
どう自分の暮らしに取り入れていくか。
それが、
「編む」ということなのかもしれないなと、
感じています。
今日も、“ちょうどいい”を探してる🪴
最後まで読んでくださって、
ありがとうございます🌿
この記事は、
2025年5月17日に公開した記事
(現在は削除済み)を元に、生まれたものです。
