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なぜ私は、コメントで自分を下げてしまうのか

    コメントを書くたびに、
    少しだけ疲れてしまうことはありませんか。

    失礼じゃないかな。
    変に思われないかな。
    ちゃんと礼儀を守れているかな。

    送信ボタンを押す前に、何度も読み返す。

    相手を立てたい気持ちはあるのに、
    気づくと自分のほうが小さくなっている。

    もし、そんな感覚に覚えがあるなら、
    これは、あなたに向けた話です。


    礼儀だと思っていた言葉たち

    noteを始めたばかりの頃、
    私はこんなコメントを書いていました。

    「〇〇さん、すばらしいです。私はまだまだで」
    「私のようなnoteに来てくださってありがとうございます」
    「これからも学ばせてください」

    それが、礼儀だと思っていたから。

    先に始めている人は自分より上。
    フォロワーが多い人は、すごい人。

    だから私は、
    少し下がった位置から話すのが正しい
    と思っていました。
    疑う余地もなかったんです。


    でも、しんどくなった

    あるとき、交流が少ししんどくなりました。

    コメントを返そうとしても、
    「どう書けば失礼じゃないか」
    「どう下がればいいか」
    そればかり考えて、手が止まる。

    そのとき、ふとしたやりとりの中で言われたんです。

    「そんなに自分を下げなくていいんですよ」

    目から鱗でした。

    私はただ、自分の立場をわきまえて、
    礼儀正しくしているだけだと思っていたから。

    でもそう言われて、はじめて気づいたんです。

    ああ、私、無意識に自分を下げていたんだって。


    謙虚は美徳、だと思ってた

    思い返すと、リアルな世界でも同じでした。

    褒められたら、

    「そんなことないよ」
    「全然大したことない」
    「あなたのほうがすごい」

    自分を下げて、相手を立てる。
    それが、大人のコミュニケーション。

    そう振る舞える人が、ちゃんとした人。
    私は、そう信じて生きてきました。

    先輩・後輩、上下関係の中で身につけた
    “安全な振る舞い”。

    相手を喜ばせていれば、安心できる。
    私という人間を信頼してもらえる。
    そうすれば、今後の立ち回りがしやすい。

    それは、生き延びるための知恵でもあったんだと思います。


    自己卑下は、性格じゃなかった

    だから今は、こう思っています。

    私がしていた「自分を下げて相手を持ち上げる癖」は、
    性格でも、依存でもなくて、
    上下関係の中で身につけた生存戦略だったんだな、って。

    誰かを傷つけないため。
    場を荒らさないため。
    安全でいるため。

    必死に、
    「摩擦の少ない場所」を探してきただけでした。


    “ちょうどいい”(中庸)の視点から見えてきたこと

    今、私が探しているのは
    自分も、周りも大切にできる
    “ちょうどいい”バランス
    です。

    “ちょうどいい”コミュニケーションって、
    「自分を下げない/相手を持ち上げない」
    対等な位置を探すことだと感じています。

    今は、どんな人に対しても、
    感じたことをそのまま話すようにしています。
    「共感しました」とだけ伝えて、あとは相手の自由に任せる。

    深追いしない。
    期待しすぎない。
    でも、無視もしない。

    そのくらいの
    「薄い、けれど確かなつながり」が、
    今の私にはちょうどいいんです。


    まだ練習中だけど


    対等なコミュニケーションは、
    正直、まだ練習中です。

    とっさに昔の癖が出ることもあります。

    それでも、
    「あ、今ちょっと下がったな」
    と気づけるようになった。

    もしあなたも、
    礼儀正しく振る舞おうとして
    気づけば自分を小さくしてしまう癖があるなら。

    もう、小さくならなくていい。

    相手を喜ばせることを、
    自分の役目にしなくていい。

    あなたと相手は、
    上でも下でもなく、ただひとりの人と人。

    「対等なコミュニケーションってなんだろう」

    そんなふうに、少し立ち止まって考えるきっかけになれたら嬉しいです。

    今日も、ちょうどいいを探してる🪴


    最後まで読んでくださって、ありがとうございました🌿

    🌿 お知らせ

    私のメンバーシップ
    「“ちょうどいい”が芽吹く裏庭」は、
    そんな「薄い、けれど確かなつながり」を
    大切にしている静かな場所です。

    相手を喜ばせる役割を降りて、
    自分のペースで、言葉の輪郭を見つめてみたい。

    そんな風に感じたときは、
    いつでも裏庭を覗きにきてくださいね。


     
     
     
    「どちらか」ではなく、「どちらも」を探す人。 「これしかない」と思っていたものを一度ほどいて、自分に合う形に編み直していく庭。日常の出来事を、少し違う角度から見つめるエッセイを書いています。 🥖食べられる気づきを置く、思想パン屋 2児の母|Kindle2冊📚

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