
家を「育てて」いく楽しみ
一昨日、引越しが無事に終わりました。
引き渡された鍵で玄関ドアが開かないという前代未聞のハプニングがありましたが、なんとかなりました。
前日は3時間ほどしか眠れず、引越し当日の体調が心配でしたが、偏頭痛もなく安定していました。
ただ、夕方にはもう身体が動かなくなりました。
夫は深夜まで荷解きを頑張っていました。申し訳ないと思いつつ、当日は先に寝かせてもらいました。
翌日から荷解きスタートです。
ダンボールだらけの自室。そう、念願のプライベートルームを手に入れました。
早く快適空間にしたいのですが、一度にたくさんは進みません。やろうと思えばできるかもしれませんが「持続可能なやり方」をしようと決めていました。
目標設定は控えめに「今日はダンボール1箱空けられたらOK」のように、スモールステップにしました。
でも実際には、5箱もできて大活躍。
夫は例えるならスピード派、わたしは細かい作業で、薬箱を作ったり、物の場所を分かりやすくするのが得意だったりします。
夫のように量はこなせないけれど、コツコツ進めることはできる。それぞれの特性を活かして荷解きを続けています。
荷解きをしながら、自室のレイアウトを考えていて、見通しがたったのでデスクとチェアを注文しました。
片付けながら必要なものを買い足していき、不要なものは思い切って処分する。この繰り返しが、パズルのようで面白いです。
同時に「家を育てていく楽しみ」を感じています。
多肉植物を窓辺に並べたい。
玄関にお気に入りのフィギュアを飾る。
将来迎え入れる猫のことを考えて配置を決める。
そうやって、ずっと暮らしていくこの家を、ただ使うだけではなく「わたしたちらしい家に育てていく」ことがとても楽しいです。
引越し前は、不安でいっぱいでした。
うつ病は環境の変化に弱いので、体調を崩したらどうしようと考えていました。
今のところ、身体の疲れは感じますが、精神的に辛いということはありません。
前の家にいた約4年間は、休職、復職、転職、退職という、これまでに経験したことのないライフイベントに翻弄されていました。
正直、うつ病に苦しんだ時間のほうが多かったと思います。
この家にきて、それらが払拭されるということはありませんが、気持ちは前を向いています。
通院、A型事業所探し、社会復帰……やることはたくさんあります。
でも、この家が帰る場所ならば、きっと大丈夫だと信じています。
そうやって、安心して暮らせる我が家を育てていく。
家と一緒に生きていく。
そんなイメージを持っています。
引越し当日から、雨やら台風やらで空は曇天です。
でも、わたしには晴れ間が見えています。
きっと大丈夫。やっていける。
そう信じて、今日もダンボールをひとつ、開けるのです。