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ひとりビジネス、副業、ハンドメイド「10万円の壁」。重要なのにあまり言われていない「本当の意味」とは?

    【ご挨拶】

    MESOと申します。
    15年以上、小規模事業者として自分の会社を維持してきました。
    アパレルの自社ブランドを経営する傍ら、
    デザイナーズブランドの顧問や、インフルエンサーの新サービス展開の伴走などを行っています。

    このnoteでは、
    自分自身が、副業から始め、今に至るまでの15年以上の事業運営の中で体感してきた、悩みや経験をベースに、

    ・フリーランスや、副業として1人で活動してきた
    ・自分なりに頑張ってきたけれど、このまま続けるのがしんどくなりそう
    ・誰かに相談するほどじゃないけど、自分のやり方にちょっと違和感が出てきた

    そんな、「そろそろ立ち止まって、少し考えてみたい」人に向けて書いています。
    一つの正解ではなく、いくつかの視点の中から「自分に合うもの」を見つけてもらえるようなnoteにしたいと思っています。


    「売れたのに、なんだか不安」がくる日

    作った商品が売れて、月10万円を超えた。
    一度きりではなく、何ヶ月か続いている。
    自分なりに写真も撮ったし、説明文も書いた。発送対応も、ちゃんとしてきた。

    「売れてよかったね」「すごいじゃん」
    周りからそう言われることも増えて、数字としてもちゃんと届いている。

    ……だけど。
    どこかで、言葉にしづらい「つかえ」のようなものが残っていた。

    「これって、もう限界なのかな?」
    「もっとやれることがあるのか、それとも…」

    そんなふうに、数字とはちょっと違うところで、自分のあり方を見直したくなる瞬間があるのかもしれません。

    今日は、「物販の『10万円の壁』って、どんな壁なのか?」について、
    私なりの視点から、少しだけ言葉にしてみたいと思います。


    よく言われる「壁」の正体って?

    いまでこそ、年1億円とまではいかないですが、
    多少なりとも売れるようになりました。
    そんな私も副業から細々と始めたので、今回のテーマの、「10万円の壁」を経験しています。やっぱりこのネタは仲間内でも鉄板で、10万円の壁とか、30万円の壁とか、集まるたびによく口にしていました。

    さて、物販の世界では、「10万円の壁」という言い方をよく耳にします。
    ちょっと調べてみると、「これ以上伸ばすには仕組みが必要」「一人では回せない限界」「もっと効率化しないと無理」といった、まあ、人それぞれのいい方や定義がありますね。

    たしかに、制作に手がかかるハンドメイドでは、「これ以上は体力的にきつい」と感じる瞬間も10万円あたりかもしれません。
    けれど、その感覚だけを「壁」と決めつけてしまうのは、少しもったいないと感じています。

    なぜなら、私にとって10万円というのは、
    「これ以上ムリ」という「終わりの証」ではなく、
    むしろ「あ、続けてもいいかも」という「始まりの証」だと思っているからです。


    私が思う、10万円という地点の意味

    ●「当たり前を、ちゃんと積み上げた結果」

    売れ筋を分析して、価格を考えて、説明文を書いて、写真を工夫して、SNSで紹介して、梱包も丁寧にして。
    誰かに言われたわけじゃなく、手探りで、自分なりに考えながらひとつずつやってきた。

    その積み上げが「かたち」になったのが、10万円という数字なのだと思います。

    ●「続けられそうかも」と思えた地点

    この売上なら、制作ペースも無理がない。
    リピートも少しずつ増えてきたし、SNSの反応も悪くない。
    なにより、「もう一度同じようにやれば、また売れるかも」と思えるようになってきた。

    10万円というのは、がんばりの成果ではなく、
    「習慣になった行動の安定感」が数字になったものかもしれません。

    などなど、細かいことはありますが、、、


    ●でも、なによりも、この考え方が大切な考え方→「信頼された」証


    いちばん大きいのはこの考え方だと思っています。

    10万円というのは、「あなたの商品に、お金を払ってくれた人」が、
    たった1人や2人ではなく、「何人もいた」という証拠です。

    つまり、これは「商品が売れた」じゃなく、
    「あなたやあなたのビジネスが『信頼された』」ということ。

    それは、商品を「自分で制作している/仕入れている」という、自分で作ってるから時間がない、仕入れてるから市場調査で忙しいとか、そのような時間や作業の多い少ないという、販売者側目線は関係なく、
    「この人から買おう」と思ってもらえたお客様の行動の結果なんですよね。


    じゃあ、「壁」ってなんなのか?

    多くの人が思う「壁」は、
    「時間が限界」「体力が限界」「作業量が限界」
    といった、あなた主体の認識をしている場合が多いのではないでしょうか。

    でも実際には、
    「お客さんがちゃんと存在していた」
    という、一つの軸としてとらえてみるのはどうでしょう。


    ●10万円=限界じゃなく、「お客さんがいることの証明」

    10万円という数字には、「届けた」「届いた」「受け取ってもらえた」という事実がある。

    だから、10万円は限界ではなく、
    「このやり方で『続けていいか』を見直すための地点」なんだと思います。

    限界の話は、その先にある、効率化に類する話になるので、
    その前に、一旦、お客様に一定の評価をいただいたという事実を
    どのように受け止めるかという判断が先に合ってもいいのではないでしょうか。


    壁に見えたときに、考えてみたい3つの視点

    ここでは、認知心理学の「自己効力感(バンデューラ)」という理論をもとに、
    壁に感じたときに役立つかもしれない視点を、3つご紹介します。


    ●「10万円=信頼の証」と見直してみる

    → お金ではなく、「選んでもらえた行動」の積み重ね。
    あなたはすでに、少なくないお客様から「買う」という信頼を受け取っている。これだけ世の中にモノがあふれているなかで、あなたの商品にであって、お金を払ってくださるのは、よくよく考えてみると、すごいことですよ。


    ●「偶然じゃなく、自分で積んだ工程」と見てみる

    → SNS投稿も、商品説明も、すべて自分が考えてやってきたこと。
    だからこの結果は、まぐれじゃなく、ちゃんと積んだ道のり。


    ●「変える」ことを考える前に、「このまま続けてもいいか?」と考えてみる

    → 壁を超えるために変化が必要、と思いがちだけど、
    大切なのは「今のやり方が『評価された』こと」に目を向けること。
    それを受け止めたうえで、効率化を含めて、変えていく必要があるかの検討。


    まとめ:10万円は「立ち止まってもいい地点」

    売上10万円は、ゴールじゃなくて、
    「あなたのやり方で、ちゃんとお客さんがついた」という地点。

    焦って仕組み化しなくても、外注しなくても、
    「このまま少し続けてみようかな」といったん冷静に立ち止まる地点って思えることのほうが、よほど大事かもしれません。

    「壁」を超えて振り返ったその場所が、
    じつは「本当のスタート地点」だったのかもしれない。


    【あとがき】

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